- Webライターになりたいけど何を買えばいいか分からない
- Webライティングを快適にするためデバイスを買い替えたい
- 他のWebライターが使っているおすすめな道具を知りたい
と考えている方に、本記事ではWebライターに必要な道具を詳しく紹介します!
現役Webライターの筆者が、実際に使用している製品や買い替える際に見ているポイントを丁寧に解説!
今回はお金をかけるべき順に紹介するので、ぜひ本記事を参考にして、自分に合った製品をチョイスしてください。
妥協も節約もNG!お金をかけるべきはパソコン
Webライターに必要なものといえば、真っ先に浮かぶのがパソコン。
パソコンさえあれば仕事を始められるWebライターですが、だからこそパソコン選びは慎重に行うべきです。
ここからはパソコンをケチってはいけない理由と、価格の目安とおすすめ製品を紹介します。
- 仕事の相棒になるパソコンをケチるな
- 選ぶべきパソコンの価格帯
- おすすめパソコン5選
仕事の相棒になるパソコンをケチるな
「Webライターは初期投資が少ないからおすすめ」などの意見に釣られて、格安や中古パソコンを購入しようと考えている人は待ってください。
なぜなら「Webライターは初期投資が少ないからおすすめ」のターゲットは、「実用的なスペックを積んでいるパソコンをすでに所持している人」だからです。
ケチって格安パソコンを購入すればスペック不足を感じやすく、処理能力不足で同時にソフトが使えない、動作が遅いなどストレスを感じることがあります。
中古パソコンを購入すればサポート(ソフトウェアアップデート)が切れていたり、バッテリーがへたっていたりなど問題を抱えている場合があります。
いずれにしても、格安や中古パソコンはソフトやハードに不満を覚える可能性が高いので注意すべきです。
どうしても格安や中古パソコンを購入しなければならない理由がない限り、新品(もしくは未使用品など)を選ぶのが良いでしょう。
パソコンの処理能力不足でストレスを感じるのは、頭を使って文章を考えるWebライターにとって死活問題です。
「これからWebライターに挑戦する!」と決めたならば、相棒となるパソコンは妥協せずに選びましょう。
選ぶべきパソコンの価格帯
多くの人がパソコンを選ぶ際、気になるポイントとなるのは価格でしょう。
筆者がパソコンを勧める際に目安とする価格は、セールなどで割引が適用された後の価格が10万円前後(±5万円)です。
文章入力がメインになるWebライターにとって、20万円以上の製品は基本的にオーバースペックです。
ただし、動画編集や高画質な写真編集、趣味でゲームなどでの使用を予定しているならば、使用用途に合わせて価格とスペックを考え直す必要があります。
※標準画質のアイキャッチなどを作成する程度であれば、高いスペックのパソコンは不要です。
一方で5万円以下の製品については、基本的に選ばない方が良いでしょう。
よく「オフィス(WordやExcel)の軽い作業なら、安いパソコンでも大丈夫」と言われますが、そんなことはありません。
WordやExcelも扱うデータ数が増えれば、動作が重くなります。
あまりにも低いスペックのパソコンを使用すると、ファイルを開くのすら一苦労です。
最悪の場合、クライアントから共有されたファイルを閲覧すらできないことも……
またWebライターは、WordやExcelだけを開いて作業をしていません。
ChroomやSafriなどのブラウザでリサーチをしながら、Wordなどに執筆します。
作業用BGMとして音楽や動画も再生すれば、低スペックのパソコンでは動作が遅くなりストレスを感じるでしょう。
したがってパソコンを選ぶ際、価格を目安にする際は10万円前後と覚えておきましょう。
さまざまな理由から初期投資を抑えたいと考えても、「パソコンだけはケチらない」と肝に銘じてください。
おすすめパソコン5選
ここからは、おすすめのパソコンを5つ紹介します。
- MacBook Air
- Mac mini
- Surface Laptop Go 3
- IdeaPad SIim
- Inspiron 13 5330
おすすめする詳しい理由や、選ぶ時に見るべきポイントを知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
MacBook Air
Webライターの一般的な作業であれば、Airで必要十分です。
ただし、Webライティング以外にも動画編集をしたい人や、3画面以上のモニターに出力したい人は、上位機種のMacBook Proを選びましょう。
価格を抑えたい場合もApple製品であれば、現行機種でも整備済製品をApple公式サイトから購入できたり、じゃんぱらやイオシスで未使用品を購入できたりするのでおすすめです。
選ぶのが難しい中古品でも、Appleシリコン(M1以降)を搭載した機種を選べば、ソフトウェアの面でストレスを覚えることは少ないでしょう。
Apple製品はリセールバリューが高いので、数年おきに買い替えやすいメリットがあります。
Mac mini
デスクトップパソコンの中でも、コスパの高い製品がMac mini。
Mac miniはメモリをカスタマイズしても、MacBookよりも安いのがメリット。
例えば下記モデルについて、一番下のスペックでメモリを8GB→16GBにカスタマイズした場合は以下のとおりです。
※2年以上8GBのモデルを使用した経験から、メイン機として使用するならば16GB以上を推奨。
MacBook Air M2:+15,000円 → 148,800円(税込)
Mac mini M2:+30,000円 → 114,800円(税込)
メモリを増設しつつ、差額の34,000円でディスプレイとキーボードなどを揃えれば、ノートパソコンだけよりも快適な執筆環境を手に入れられます。
Mac miniはディスプレイとキーボードなどを購入する必要ですが、周辺機器で初期投資の合計金額を調整しやすいのもメリットです。
またMacBookと異なり、必要な機器を買い足したり、買い替えたりしやすいのもポイント。
ディスプレイの追加やキーボードの買い替えなど、ノートパソコンの修理よりもランニングコストを抑えやすいメリットもあります。
Surface Laptop Go 3
マイクロソフト純正のパソコンで、Officeを標準搭載しつつコスパの高い製品です。
純正であるためソフトウェアアップデートやセキュリティアップデート、互換性で困ることは無いでしょう。
またApple製品までではありませんが、Windowsパソコンの中でもリセールバリューが高いのもポイントです。
デザインはシンプルで、本体も軽量で持ち運びも楽々。
本製品はメイン機としてはもちろん、サブ機としても優秀です。
筆者はSurface Laptop Go(初代)をサブ機として使っていますが、ストレスを感じることなく現在も使えています。
IdeaPad Slim 370i
本製品はIPSパネル搭載で画質も視野角もよく、A4サイズで持ち運びやすいのもポイント。
15インチの方にはテンキーが搭載されているので、お好みで選択するのも良いでしょう。
国内の主要メーカーに比べると安くて、余分なソフトが入っていないのが海外メーカーのメリットです。
またOfficeの有無も選択できるので、不要であれば無しを選択すればお得に購入できます。
Inspiron 13 5330
海外メーカーの中でも有名なDELL製のノートパソコンで、確かな品質と性能が強みです。
Office搭載の有無を選べることに加えて、標準で16GBのメモリと最低でも512GBのストレージを搭載しているので、パソコン初心者でも選びやすいのがメリット。
指紋認証やブルーライト低減の機能が搭載されており、Webライティングだけでなく、動画や音楽視聴など趣味も楽しめるのでおすすめです。
作業効率が上がる!買うべきものは3つ!
Webライターがパソコンの次に買うべきものとして、以下の3つを紹介します。
- モニター
- キーボード
- デスク
どれも作業効率に影響を与える製品なので、できれる限りパソコンと同時に購入するのが良いでしょう。
もしくは同ジャンルの安い製品を購入して、収入が増えたら良いものに買い替えるという考え方もおすすめです。
モニター
ノートパソコンの小さなディスプレイを数時間も見続けると、姿勢や視力に悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし、大型ノートパソコンを選ぶと大きいや重いが理由になり、だんだんと持ち運ばなくなるでしょう。
最終的には自宅専用機となってしまい、ノートパソコンの携帯性というメリットが失われます。
そこで購入して欲しいものが、ノートパソコンよりも大きな画面で作業ができるモニターです。
予算やデスク環境によって異なりますが、24〜32インチのモニターがおすすめ。
ここからはモニターを選ぶポイントとして、以下の4点を解説します。
- 無難なのはIPSパネル
- 4Kはありなのか?
- マルチディスプレイがおすすめ
- ディスプレイを買わないならスタンドだけでも買って!
モニターの詳しい選び方やポイントは、こちらの記事を参照にしてください。
無難なのはIPSパネル
モニターに搭載されるパネルの種類は、主にIPSパネルとVAパネルが主流です(他にはTNパネルやmini LEDなど)。
IPSパネルとVAパネルにはそれぞれ特徴があるのですが、文字の入力がメインとなるWebライターにとって、性能差を大きく感じることはないでしょう。
一般的にはVAパネルを搭載しているモニターの方が、IPSパネルに比べて安いのがメリットです。
しかしVAパネルは視野角が狭く、モニターの端で色味が変わってしまいます。
筆者は3年以上27インチVAパネル搭載の格安モニターを使用していますが、視野角に不満を覚えたことは数回程度(IPSも4年以上使用している)。
動画を視聴していた時に「モニターの端の色が変?」と違和感を覚えましたが、記事の執筆時に気になったことはありません。
したがって、画質にこだわりがなければ、IPSパネルよりも低価格のVAパネルを選んでも良いでしょう。
サイズが30インチ以上などで視野角が必要な場合や、動画や画像編集、趣味でゲームや動画や映画視聴にも使いたい場合は、IPSパネル搭載のモニターを選ぶのがおすすめです。
4Kはありなのか?
Webライターにとって4Kモニターは必需品とは言えず、購入するかを十分に検討すべき製品です。
動画編集や写真編集などで高画質が必要であったり、予算に余裕があったりするのであれば購入しても良いでしょう。
4Kモニターの購入にお金をかけるよりも、次に紹介するキーボードやデスクなど、別ジャンルの製品を購入するのがおすすめです。
また4KモニターをWebライターが使用した感想については、こちらの記事を参照にしてください(後日公開予定)。
マルチディスプレイがおすすめ
資料を見ながら執筆する機会が多いWebライターは、シングルで大型ディスプレイ(30インチ以上やワイドモニター)もしくは、マルチディスプレイ(2画面以上)を使用するのがおすすめです。
資料画面と執筆画面を大きく表示することで、一覧性が上がり執筆作業が向上します。
快適なマルチディスプレイ環境を組みたいのであれば、ベゼルレスのモニターがおすすめです。
安価なモニターを使用するとベゼルが太く、モニターをピッタリ合わせて設置しても、画面が分割されている印象を強く受けてしまいます。
筆者が使用している下記のモニターだと、ピッタリに合わせても約2.4cm(1台のベゼルが約1.2cm)の非表示領域が生じています。
安価なモニターでマルチディスプレイを設置する場合、ベゼルに対して多少の割り切りが必要です。
マルチディスプレイを設置する際は、扱う資料の種類によって縦表示を試してみるのもおすすめ。
一般的には横表示よりも、縦表示の方が資料の表示範囲が広くなります。
したがって、マルチディスプレイを設置した際には、モニターの1台を縦置きしてみるのも良いでしょう。
ちなみにディスプレイを縦置きで設置する場合は、ソフトとハードの両方で設定する必要があります。
ソフト面ではディスプレイ設定などから、出力するディスプレイで縦表示に設定します。
ハード面では付属のスタンドが回転する、もしくはモニターアームなどを用意する必要があるので注意が必要です。
モニターを買わないならスタンドだけでも買って!
モニターを設置するスペースがない、購入資金をモニター以外にあてたい人は、ノートパソコンスタンドだけでも購入の検討をしてください。
ノートパソコンの小さな画面を数時間も見続けると、目だけではなく肩や腰などにも負担をかけます。
姿勢をよくして疲労軽減を図るためにも、ノートパソコンスタンドを購入するのがおすすめです。
選ぶポイントとして高さや角度も重要ではありますが、外付けキーボードを利用するかを最初に検討しましょう。
外付けキーボードを用意する場合は、高さと角度を考慮して、以下のような製品がおすすめです。
一方で、ノートパソコンのキーボードを使用する場合は、持ち運びに対応したコンパクトな製品を選ぶのが良いでしょう。
キーボードの位置が高くなりすぎたり、角度が大きくなりすぎたりすると、手首やひじに疲労感を覚える可能性があります。
選ぶ際には、高さを調整しない以下のような製品がおすすめです。
キーボード
1日で数万文字をタイピングするWebライターにとって、「キーボードは消耗品」と割り切りましょう。
なぜならタイピングする時間が長く、回数も多いことからキーボードの劣化が早いからです。
「メイン機がノートパソコンならば、外付けキーボードを用意する必要がないのでは?」と考える人もいるでしょう。
しかし、ノートパソコンのキーボードが破損すると、以下のような状況に陥ります。
- メーカー引き取りの修理が必要になった場合、数日間ノートパソコンが使えない。
※代替パソコンの貸し出しサービスがないとさらにキツい。 - 保証切れで修理する場合や本体の買い替えが必要な場合、外付けキーボードを買い替えるよりも高額になる。
- ノートパソコンキーボードの文字が消えると、買い替え時の買取査定で減額される。
したがって、たとえノートパソコンを使っていても、外付けキーボードを用意するのがおすすめです。
ここからは、外付けキーボードを選ぶポイントを紹介します。
キーボードはフルサイズがおすすめ
机のサイズにもよりますが、キーボードを持ち運ぶ機会がないなら、テンキーのあるフルサイズを選ぶのがおすすめ。
テンキーのないコンパクトサイズのキーボードよりも、電卓のように数字を入力できるテンキーの方が楽だからです。
Webライティングでは、客観的なデータを示すことで説得力が増すため、数字を入力する機会はたびたびあります。
また、Excelや経理ソフトなどで数字だけを入力する機会もあるので、キーボードを選ぶ際にはテンキーのあるフルサイズが良いでしょう。
ただし、フルサイズのキーボードをすすめるのは外付けキーボードであって、ノートパソコンに搭載されているキーボードではありません。
ノートパソコンに搭載されているキーボードについては、コンパクトサイズを選ぶのがおすすめ。
テンキーがあるとノートパソコンのサイズが大きくなるだけではなく、テンキーを設置するスペースの分だけキーピッチが狭くなりまるからです。
手の大きさや指の長さによって異なりますが、ノートパソコンにテンキーが搭載されると、タイピングをしにくく感じる人が多いでしょう。
どうしてもテンキーを搭載したノートパソコンを購入したい場合は、家電量販店などでキーピッチとタイピングの感覚を確かめてから購入するのがおすすめです。
おすすめは無線タイプ
外付けキーボードの接続には、無線と有線の2種類があります。
デスクの大きさと使用環境によりますが、購入を悩むのであれば無線接続を選ぶのがおすすめです。
無線接続のキーボードであれば、ノートを書くなど別の作業をする際、キーボードを移動しやすいのがメリット。
もし有線キーボードを選ぶのであれば、キーボードの移動先を確保するのがおすすめです。
下のようなモニター台やキーボードトレイを用意して、デスク上のスペースを有効活用できるようにしましょう。
無線はUSBレシーバーがおすすめ
無線タイプのキーボードの接続方法には、USBレシーバーとBluetoothの2種類があります。
どちらを買うべきか悩む場合は、強いて言えばUSBレシーバーの製品を選ぶのがおすすめ。
Bluetooth接続の製品に比べて安価な製品が多く、キーボードとマウスでUSBレシーバーを共有できる製品も選べるのがメリットだからです。
またBluetooth接続の場合、スリープから復帰する際に再接続するため、うまく接続できない場合もあります。
接続先や使用環境によっては、接続が不安定になったり、再設定したりする必要がある場合もあるので注意しましょう。
一方でUSBレシーバーを選ぶと、パソコンのUSBポートを使用するのがデメリットです。
USBポートの少ないパソコンや、複数のデバイスで接続を切り替えるような使用には向きません。
複数のデバイスに接続する必要があるならば、接続時に端子を抜き差しする必要がないBluetooth接続の製品を選びましょう。
電源は電池の方がおすすめ
無線キーボードを購入する場合、見るべきポイントが電源です。
タイピングの量も回数も多いWebライターにとって、キーボードは消耗品と考えるのがおすすめ。
したがって、廃棄しやすい電池タイプの無線キーボードを購入するのが良いでしょう。
バッテリータイプは廃棄しにくく、買い替え時に「捨てるの面倒だな……」と、心理的なハードルになる場合もあるからです。
お住まいの地域によってバッテリーは廃棄方法が異なるので、廃棄する際は自治体などの指示に従いましょう。
新しいキーボードを家電量販店などで購入する場合、廃棄予定のキーボードを引き取ってもらえるか確認するのもおすすめ。
電池タイプを選ぶもうひとつのメリットは、電源が切れても電池を交換するだけで、すぐに執筆を再開できる点です。
バッテリータイプを選んでしまうと、充電を終えてからでしか執筆を再開できない場合もあるので注意しましょう。
※充電しながら使用できるかは製品によって異なります。
デスク
購入資金だけでなく設置スペースも必要で敬遠されがちですが、自分専用のデスクを用意するのはおすすめ。
広いダイニングテーブルなどを長時間占有できるならば話は別ですが、自分専用のデスクがないと作業状態を維持したままで離席はできません。
長時間座り続けるのを防ぐためや、気分転換を行うためにも、作業中には適度に離席して歩くことが重要だからです。
解決策として電動昇降デスクを選ぶのもありですが、安価な製品は少なく、通常のデスクよりも高額になります。
したがって、作業をしたままの状態ですぐに離席できる自分専用のデスクを用意するのが良いでしょう。
デスクを検討しつつ購入資金に余裕があるのであれば、オフィスチェアやゲーミングチェアなど、イスにこだわるのもおすすめです。
折りたたみイスなどクッション性のないイスに長時間座ると、腰に負担がかかってしまいます。
ただしデスクとは異なり、イスの座り心地は好みや製品によって大きく異なります。
可能であれば家具店などで、実際に座り心地を確認してから購入するのがおすすめです。
資金に余裕があるなら購入すべきもの
今まで紹介したものに比べると優先順位は下がりますが、Webライターとして購入を検討すべきものがマウスとソフトウェアです。
選ぶポイントやおすすめの製品を、順番に詳しく解説します。
マウス
キーボードは無線でも有線でもお好みの製品を選べば良いと紹介しましたが、マウスについては無線がおすすめ。
有線だとマウスの動作範囲が限られてしまい、操作時にストレスを感じることがあるからです。
数ある無線マウスの中でも、選ぶ際にはボタンを多数搭載した製品が良いでしょう。
例えば頻繁に使用するコピー(Ctrl + C)やペースト(Ctrl + V)、Enterなどをボタンに割り当てると、作業効率がグッと上がります。
他にも戻るや進むをボタンに割り当てることで、リサーチ時にカーソルを移動させることもなくせるでしょう。
マウスを購入する際は、下記の製品のようにサイズがある製品もあるので注意が必要です。
サイズや操作感のイメージもかねて、家電量販店などで実機で使用感を確認しましょう。
操作感が通常のマウスとは異なりますが、トラックボールを検討するのもおすすめおすすめです。
通常のマウスに比べて、トラックボールは手首やひじを動かす頻度が下がるので、疲労感の軽減や腱鞘炎の予防などにも効果を期待できます。
ソフトウェア(Microsoft 365など)
クライアントによって必要な製品は異なりますが、必要に合わせてソフトウェアを購入するのがおすすめです。
必須級のソフトウェアのひとつと言えば、WordなどOffice関連のMicrosoft 365でしょう。
執筆時に使用するWordだけでなく、構成時にはExcelでやり取りする場合もあります。
有名なソフトウェアなのでサードパーティ製もありますが、互換性の心配がないOffice純正を選ぶべきです。
文字のサイズが変わる程度であれば、クライアントによっては許してもらえるかもしれません(そもそも許してもらえないと考えるべきですが……)。
しかし、フォントそのものが崩れたり、ファイルを開けなかったりすればアウトです。
本文のクオリティ以外でリスクを負わないためにも、WordやExcelで納品を求められる場合は、必ずOffice純正を使用しましょう。
Microsoft 365の購入方法には、大きく分けてサブスクリプション契約とオンラインコード(もしくはパッケージ版)の2つがあります。
サブスクリプション契約であれば、自動更新のため支払い忘れや更新切れなどの心配はありません。
その都度購入する手間は必要ですが、Amazon prime dayなどのセール期間中に、1年版のオンライコードを購入するのもおすすめです。
他にはChatWorkやCanvaなど、機能を拡張するには有料プランが必要なもの。
帳簿管理で使用する弥生やMoney Forward、各種AIサービスなど、必要に応じて購入すべきか検討しましょう。
お金をかけるべき順番を間違えないで!
すでに持っているパソコンなどを利用することで、初期投資を抑えやすいのはWebライターのメリットです。
しかし、初期投資を抑えられるからと、安価な製品ばかりを買うのはやめましょう。
仕事として使う道具だからこそ、機能に妥協せず製品を選ぶべきです。
本記事で紹介した製品を満遍なく揃えつつ、ジャンルごとに価格を吟味すればバランスよく揃えらます。
そして収入を確保できた後に、機器のスペックを上げれば、快適な執筆環境になり作業効率も上がるでしょう。
ぜひ本記事の内容を参考にして、バランスよく買い揃えたり、今使っている道具から買い替えたりしてみてください。