2024年1月18日(木)より、AnkerからSoundcore Motion 100が新発売されました。2018年から愛用しているSoundcore2との比較も交えながら、Soundcore Motion 100の開封から使用までをレビューします!
- スマホで音楽を聴くのにスピーカーが欲しい
- お風呂場で使える防水スピーカーが欲しい
- アウトドアで使えるスピーカーが欲しい
などポータブルBluetoothスピーカーの購入を検討しているならば、Anker Soundcore Motion 100はおすすめです!ぜひ本記事を最後まで読んで、購入検討の参考にしてください。
Anker Soundcore Motion 100 新登場!
2024年1月18日、X(旧:Twitter)で見かけたAnkerの新製品情報にテンションが上がりました。
※Ankerの新製品情報が気になる方はフォロー推奨!
高級でなかなか手を出せなかったSoundcore Motionシリーズから、ついに10,000円を下回る価格で登場!Soundcore Motionシリーズは、筆者が2018年から愛用しているSoundcore 2よりもハイグレードなシリーズです。
そろそろSoundcore 2を買い替えたいな…と検討していたので、「よっしゃ!いったれ!」ということで購入。それでは開封しながら、各種仕様を確認してみましょう。
Soundcore Motion 100の仕様
Soundcore Motion 100の仕様について、筆者が所持しているSoundcore 2(micro-USB搭載モデル)と比較したのが下表です。
カタログスペック上では、オーディオ出力が8W+上がっていますね。一方で本体は176g重くなり、再生可能時間が12時間も短くなっています。
音質優先か持ち運び優先なのか、そのあたりが評価の分かれ目になるでしょう。本体側面のストラップは脱着できず、直径約2cmの円筒状のものなら通せそうですね。
Soundcore Motion 100 | Soundcore 2 | |
入力 | 5V⎓2A | 5V⎓2A |
端子 | USB-C | micro-USB (現行はUSB-C) |
再生可能時間 | 最大12時間 | 最大24時間 |
充電時間 | 約5時間 | 約3時間 |
オーディオ出力 | 20W+ | 12W+ |
防水規格 | IPX7 | IPX7 |
サイズ | 184 x 60 x 64 mm | 168 x 47 x 56 mm |
重さ | 590 g | 414 g |
カラー | ・スペースグレー ・ブルー ・グリーン | ・ブラック ・レッド ・ブルー ・ネイビー |
通信規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.0 |
AUX端子 | 非搭載 | 搭載 |
Soundcore Motion 100(詳細はこちら)
Soundcore 2(詳細はこちら)
Soundcore Motion 100の付属品
付属品はUSB-C & USB-Cケーブル、クイックスタートガイド、カスタマーサポートの3点です。ケーブルは端子の先端から、もう一方の先端まで約60cmでした。
本体の充電に必要なUSB充電器は別売になりますので、購入時には注意してください。
Soundcore Motion 100の音質
Soundcore 2と比べて、音の解像度が上がった印象を受けます。オーディオ出力についても、数字上ではたった8Wですが実感できくらい違いを感じますね。
低音に関しては、Soundcore 2よりも強化されています。またSoundcore Motion 100に搭載されているBassUPをオンにすれば、さらに低音のドスドスを強く感じれますね。
※BassUPの詳細については、公式サイトを参照ください(→こちら)
Anker Soundcore Motion 100 5つのメリット
Anker Soundcore Motion 100を使用して分かった5つのメリットは以下のとおりです。
- 20W出力でサイズ以上の迫力
- ハイレゾ(Hi-Res)に対応
- 持ち運びやすくて便利
- IPX7でも防水キャップで安心
- アプリ操作でさらに便利
それでは順に説明します。
1. 20W出力でサイズ以上の迫力
握りやすいサイズ感で、持ち運びやすいSoundcore Motion 100。しかしオーディオ出力は20Wと、本体のサイズ以上にパワフルなサウンドを体感できます。
数値上は8Wしか変わりませんが、Soundcore 2の12Wよりも差を体感できるほど迫力がありますね。室内はもちろん、使用イメージ画像のようにキャンプ場や、自動車内での使用もおすすめです。
2. ハイレゾ(Hi-Res)に対応
10,000円以下の格帯ではあまり見かけませんが、Soundcore Motion 100はハイレゾ(Hi-Res)対応です。
対応コーデックはSBC / LDAC / MPEG2 AAC LC。LDACに関してはSoundcoreアプリが必要とのこと。
ただしハイレゾ(Hi-Res)の音源を再生するには、Android 8.0以降を搭載した機器が必要になります。残念ながら本記事公開時点において、筆者は対応端末を所持していないので体感できません。
中古端末など価格の安いXperiaを、サブ端末として買おうかな…
3. 持ち運びやすくて便利
Soundcore Motion 100の本体側面にはストラップが付いており、屋外での持ち運びはもちろん、室内でも移動する際に便利です。ストラップの脱着はできず、直径2cm程度のものになら引っ掛けられるでしょう。
本体の重さは590gと、500mLペットボトル程度の重さですね。カバンなどに入れて運べる重さなので、特に問題は感じません(Soundcore2と比べると176gも重くなりましたが…)。
Soundcore2と同様、細長い形状で持ちやすいのも特徴です。幅と高さがSoundcore2よりも小さくなったので、パッと掴みやすくなったのではと考えます。
ただしAnkerから販売されているSoundcore2専用のトラベルケースには、Soundcore Motion 100は入りません。Soundcore2から流用しようと考えている方は、残念ですがトラベルケースの使用はあきらめましょう。
4. IPX7でも防水キャップで安心
IPX7の防水対応でも、Soundcore Motion 100の端子部分にはキャップが付いています。これは大きなポイントですね!充電する時にキャップを開ける手間は生じますが、キャップの有無で防水に対する安心感が随分と違いますよ。
筆者は以前、某メーカーの小型ワイヤレススピーカーをお風呂場で使用した経験があります。もちろんIP67の防水機能を搭載しており、お風呂場で使用すると毎回自然乾燥させていました。
しかし購入から数日後、充電端子にサビが生じて使用を断念。それ以来、防水対応のBluetoothスピーカーでも端子にキャップがあるものを購入しています。
水に比べてお湯の方が反応性も高く、知らない内に洗剤の飛沫なども付着していたのでしょう。いずれにしても風呂場でBluetoothスピーカーを使用する際は、キャップなどで端子を保護することを推奨します。
5. アプリ操作でさらに便利
専用のSoundcoreアプリをダウンロードすることで、Soundcore Motion 100の操作性が上がります。
※普通に接続して音楽などを再生する操作程度であれば、アプリをダウンロードしなくても、単純に接続して操作が可能です。
またアプリのインストールに伴い、Soundcoreのアカウントを作成しなくてもOK。ログインしない状態でも、各種機能は使用できます!(本記事投稿時点)
アプリをダウンロードするメリット6つあり、下表のとおりです(本記事投稿時点)。
LDACを使用する際は、アプリのダウンロードが必須。アプリをダウンロードした後に、ファームウェアを更新することで使用できるとのことです(iOS端末はLDAC非対応)。
※詳細はAnker公式サイトの製品仕様をご確認ください(→こちら)
メリット | 段階 | 備考 |
イコライザーの調整 | 9音域 -6〜+6dB | 音域:80, 150, 300, 600,1.2k, 2.5k, 5k, 9k, 13k 機種変更の際に設定を引き継ぎたい場合は、 Soundcoreアプリでアカウントの作成が必要 |
ファームウェア更新 | – | アプリに通知あり |
音声ガイダンスの設定 | オン/オフ | – |
バッテリー残量表示 | 詳細は右 | ホーム画面では5段階表示 機器画面ではバッテリーのマーク いずれも数値では表示されない |
自動電源オフ設定 | 4段階 | 5分、10分、20分60分 |
ボタンの明るさ調整 | 4段階 | オフ、暗い、標準、明るい |
Anker Soundcore Motion 100 3つのデメリット
Anker Soundcore Motion 100を使用して分かった3つのデメリットは以下のとおりです。
- 青い斑点は汚れ?デザイン?
- 電源ボタンが押しにくい
- バッテリー残量表示がない!?
それでは順に説明します。
1. 青い斑点は汚れ?デザイン?
Ankerには大変申し訳ないことですが、開封直後の第一印象は「初期不良?汚れてる?」でした。パッケージをよく見て、デザインだと理解するまで多少時間が必要でしたね。
このデザインに関しては、製品の紹介画像で記載したり、説明文で追記したりすべきではないでしょうか?Anker公式サイトの画像表示を拡大しても、正直ぱっと見では確認しづらいレベルです。
しかし実物で確認すると、はっきりと青い斑点を確認できます(凹凸もあります)。シンプルなデザインを好む人には、おすすめしにくい製品ですね。
2. 電源ボタンが押しにくい
多少は個体差があるかもしれませんが、どのボタンも強く押さないと反応しません。加えて電源ボタンについては、凹んでいるデザインも合わさり押しにくいですね。
電源ボタンやBluetoothボタンも、せめて音量調節などのボタンと同様にして欲しかったです。
3. バッテリー残量表示がない?
Soundcore2はiPhone 15 Pro(iOS 17.2.1)のウィジェット上で、バッテリー残量を%表示で確認できました。しかしSoundcore Motion 100は、バッテリー残量表示がありません(ファームウェア バージョン3.0.2)。
Soundcoreアプリをダウンロード後、アプリを起動してようやく確認できます。ただし%表示ではなく、バッテリーのデザインから推測する必要あり(アプリのホーム画面では5段階表示)。
バッテリー残量表示の機能については、今後のファームウェアの改善でなんとか表示して欲しいですが果たして…
初回限定でお得にゲット!
今回レビューを紹介したSoundcore Motion 100、筆者は20%オフで購入できました。Amazonでは割引表示が出ていませんが、しっかり割引価格で購入できています。
※Anker公式サイトでの通常販売価格は¥8,990(税込)です。
Anker製品の多くは、発売当日にX(旧:Twitter)で公式アカウントからアナウンスがあります。そして初回限定として、○○個限定で割引されたり、ポイントが付与されたりします。
例えば今回Soundcore Motion 100の場合は、「初回3色合計800個限定20%OFF」というものでした。人気の製品だと販売開始から数分で売り切れることもあるので、Anker公式アカウントのフォローするのはおすすめです!
仮に数量限定を買い逃しても、焦らないでください!Anker製品はAmazonのタイムセールで対象になりやすく、割引率も高めに設定されることが多いです。
今すぐSoundcore Motion 100を「欲しいものリスト」に入れて、価格の動向をチェックしておきましょう!