Apple Pencilは好きだけど、下記のように悩んだことはありませんか?
- カツカツと音のする書き心地が苦手
- ペン先でiPadの画面が見にくい
- なんだか字がうまく書けない
そんな時に見つけたMakuakeのプロジェクト!使い慣れたシャーペンの書き心地を再現!?
プロジェクトを見かけてすぐに応援購入した筆者が、3週間使った感想をまとめます。
商品名 | Pencil Tips |
企業名 | Xuanwu Dsitrict Craftsman Electronics Co. |
リンク | Makuake プロジェクトページはこちら |
プロジェクト実行者 | Project Comfy |
到着日 | 2023/ 3/28 |
結論
Pencil Tipsは、替え芯がなくなるまで使用し続けます!
純正のペン先よりも、書き心地と視認性が上がったことが主な理由です。
それでは、上記の結論に至った使用したメリットとデメリットを順に説明します。
使って分かったメリット
- 先端がウレタン樹脂で、筆記時にカツカツ音がしない
- ペン先が細くて、筆記時の視認性がアップ
- 透明でメカニカルな見た目がかっこいい
それでは順に説明させていただきます。
1. 先端がウレタン樹脂で、筆記時にカツカツ音がしない
Apple Pencilの純正のペン先は硬い材質で、iPadの画面に当たるとカツカツと音がしますよね。
一方でPencil Tipsの先端は、シャーペンのような書き心地を再現するためにTPUチップ(ウレタン樹脂)になっています。
先端の材質と内部のスプリングにより、純正のペン先よりもカツカツ音を抑えることにも成功。
TPUチップの使用感の想像は難しいかと思うので、先端が少し硬い、ゴム製のタッチペンをイメージしてください。
純正のペン先よりもゴム製の方が、画面に当たった時の音が小さいですよね。
筆者はiPad miniにガラスフィルムを貼り付けていますが、追従性も純正のペン先と遜色なく、書き心地はいいです。
純正のペン先よりもPencil Tipsの方が、適度な摩擦と視認性が上がったことで、字がうまく書けている気もします。
2. ペン先が細くて、筆記時の視認性がアップ
純正のペン先とPencil Tipsの大きな違いは、ペン先が細いこと。
ペン先が細いことにより、iPadの画面とペン先の間にスキマが生じて、筆記時の視認性がアップします。
iPadで小さい文字を書いたり、絵を描いたりしたことのある方ならば、共感していただけるはず!
純正のペン先で画面から一度でもペン先を離すと、その離した点や線に、ぺン先を再び合わせるのは難しいですよね。
ペン先と画面に隙間がないため、狙っている場所に対して、ピンポイントでペン先を合わせられなことが原因のひとつではないでしょうか。
Pencil Tipsはシャーペンのように、金属パーツがペン先から露出して、その先にTPUチップがついているため、純正よりも狙った場所にペン先を合わせやすくなっています。
ペン先が細くなるだけでも、字は書きやすく、絵は描きやすくなるのだと筆者は再認識しました。
3. 透明でメカニカルな見た目がかっこいい
純正のようなホワイトもあるのですが、筆者が選んだのはクリア。
金属のパーツやスプリングが見えて、とてもカッコいいですね。
メカニカルなペン先に交換することで、1日に何度も見るほど気に入っています。
Pencil Tipsの応援購入をされる際には、ホワイトも良いですが、クリアも一度は検討して頂きたい!
使って分かったデメリット
- 交換する先端部分が非常に小さくて、装着するのが難しい
- Apple Pencilを画面に対して傾け過ぎると、金属パーツが画面に当たる
- もう少し先端の金属部分が長い方が視認性が上がる
それでは説明させていただきます。
1. 交換する先端部分が非常に小さくて、装着するのが難しい
Pencil Tipsの消耗品はペン先のTPUチップ(ウレタン樹脂)、これのサイズがゴマ粒くらいとかなり小さい!
交換自体は説明すると簡単、ゲートからTPUチップ(ウレタン樹脂)を切り取って、ペン先に挿し替えるだけです。
しかし場合によっては、ピンセットが必要なほど細かい作業になることも。
小さいお子様がおられるご家庭や、ペットを飼われているご家庭は、交換時にTPUチップ(ウレタン樹脂)が紛失しないように注意が必要ですね。
明るい場所で、黒や白の作業台の上で、落ち着いて交換するのがオススメです。
カーペットなどにTPUチップ(ウレタン樹脂)を誤って落としてしまうと、見つけるのは困難になるでしょう。
2. Apple Pencilを画面に対して傾け過ぎると、金属パーツが画面に当たる
ペン先のTPUチップ(ウレタン樹脂)は小さい部品なので、しばらく使用していると偏ってきます。
すると画面と接触するのはTPUチップ(ウレタン樹脂)ではなく、先端の金属部分に!
こうなってしまうと、カツカツと音が鳴るだけではなく、iPadが反応しなくなってしまいます。
また、画面に対してペン先を傾けすぎた時も同様です(下画像参照)。
書く際のクセもあるかと思いますが、Pencil Tips使用時には特に注意しないと、大切なiPadの画面がキズだらけになるかもしれません。
3. もう少し先端の金属部分が長い方が視認性が上がる
あと1mmほど金属部分がペン先から露出していれば、さらに視認性が上がったのに…と少し残念です。
イメージだと製図用、商品名だとクルトガのように、先端が細く長いタイプの方が筆者は好み。
Pencil Tipsには、年内に新プロジェクトも予定されているので、できれば金属部分の長いバージョンを期待しています。
結論(再掲)
Pencil Tipsは、替え芯が無くなるまで使用し続けます!
純正のペン先よりも、書き心地と視認性が上がったことが主な理由です。
替え芯の交換性(入手性を含む)の改良と、ペン先があと少し長ければ…。
感想
本記事の投稿時点で、machi-ya by CAMPFIREにて、同プロジェクトがクラウドファンディング中。(4/18現在、終了まで26日)
プロジェクトのページは、こちら(または下記のボタン)から移動できます。
一人暮らしの筆者には問題ありませんが、小さなお子様や動物を飼われている方は、ペン先の管理に十分に注意する必要がある製品でしょう。
筆者も実家には小型犬がいるので、実家に行く際はPencil Tipsを純正に交換しています。
Pencil Tipsの使用感は良い製品なので、次回のプロジェクトも期待しています。
後日談
後日必要があれば追記します。