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AUKEY MagFusion GameFrostをレビュー!Qi2急速充電とファン&ペルチェ素子によるダブル冷却が凄い!

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動画を見ながらスマホを急速充電したい!
充電しながら長時間ゲームを楽しみたい!

など、充電しながらスマホを使いたくなる時ってありますよね?
しかし、充電しながらスマホを使用すると、充電速度によってはバッテリーが減ったり、充電に伴いスマホ本体が熱くなったりします。

そのような時に活躍するのが、本記事でレビューするAUKEY MagFusion GameFrostです。
Qi2規格のワイヤレス充電でスマホを急速充電しながら、冷却ファンペルチェ素子のダブル冷却でスマホをキンキンに冷まします!

ぜひ本記事を最後まで読み、急速充電とダブル冷却の凄さをチェックしてみてください。

目次

機能

AUKEY MagFusion GameFrostの特徴的な機能は以下の3つです。

  1. Qi2充電
  2. 冷却ファン
  3. ペルチェ素子

それぞれの内容について詳しく解説します。

1. Qi2充電

ワイヤレス充電規格のひとつであるQi充電では、5〜15Wの出力でデバイスを充電できるのが特徴です。
デバイスを置くだけで充電できる便利なQi充電ですが、充電器やデバイスの形状によっては接点がズレてしまい、うまく充電をできないなどのデメリットもあります。

それらの問題を解消しつつ、性能を発展させた充電規格がQi2充電です。
Qi2対応の充電器にはマグネットが内蔵されているため、充電器からスマホがズレたり外れたりする心配がありません。
また、充電器とのデバイスの接点を合わせやすいことから、充電のロスが少ない点もメリットです。

MagFusion GameFrostは、このQi2の規格に対応しています。
充電の最大出力は15Wで、iPhone 12以降のモデル(iOS 17.4以降)やQi2に対応したAndroidスマホを急速充電できるのが特徴です。

実際、筆者のiPhoneを急速充電してみると、約1時間で50%ほど充電できました。

経過時間iPhoneバッテリー残量
0分15%(+0%)
10分25%(+10%)
20分32%(+17%)
30分40%(+25%)
40分49%(+34%)
50分56%(+41%)
60分63%(+48%)
※使用したスマホはiPhone15 Pro(iOS18.5)

2. 冷却ファン

iPhone 15 Proの背面に取り付けた時のサイズ感

MagFusion GameFrostの冷却ファンは、スマホの発熱を効率良く軽減するために、風量を調整できる点が特徴的です。
本体の表面にある冷却ボタンを押すたびに

  • オフ

と切り替えられます。
高負荷のゲームを楽しむ際は、長時間のビデオ撮影時は、充電のみの使用時はなどと使い分けると良いでしょう。

ちなみに、冷却ファンの出力ごとに消費電力を確認した結果は下表のとおりでした。
冷却ファンを強に設定しつつ、スマホを15Wの急速充電するには、仕様書どおりに27W出力以上のPD(USB Power Delivery)対応USB充電器を用意する必要があることも納得できます。

冷却モード消費電力
約5W
約6W
約8W
計測条件:LEDライトおよびワイヤレス充電をオフ
使用ケーブル:APC-V1210CC-U2-LEDD   

3. ペルチェ素子

冷却ファンを搭載したQi2充電器は、MagFusion GameFrost以外にも販売されています。
しかし、本製品の特徴は冷却ファンだけではありません。

充電器に内蔵されているペルチェ素子です。
ペルチェ素子は熱を伝えやすい素材のひとつで、スマホの発熱を空気中へ放出する際のサポートをします。

冷却ファンとペルチェ素子を搭載した本製品は放熱効率が高く、ペルチェ素子を搭載していない製品よりもスマホを効率よく冷やせるのがメリットです。

また、本製品には液晶ディスプレイも付いています。
液晶ディスプレイはスマホの表面温度をリアルタイムで表示しているため、冷却ファンとペルチェ素子の冷却効果を目視で確認できるのもオシャレなポイントです。

仕様

MagFusion GameFrostの仕様を以下の3点から紹介します。

  1. 本体サイズ
  2. 入出力
  3. 付属品

1. 本体サイズ

MagFusion GameFrostの本体サイズは、手のひらに乗るほどコンパクトです。
実際に各サイズを計測すると、下表のとおりでした。

MagFusion GameFrostサイズ
直径約6.3cm
厚み約2.5cm
本体約96g

2. 入出力

本体側面の下部にUSB-Cポートがひとつある

MagFusion GameFrostのを動かすには、USB-C経由で5V 3Aもしくは9V 3Aの入力が必要です。
急速充電と冷却ファンの出力を安定してフル稼働させるためには、27W出力以上のPD(USB Power Delivery)に対応したUSB充電器を用意しましょう。

また、本製品はUSB充電器だけではなく、モバイルバッテリーでも稼働できます。
27W出力以上のPDに対応したモバイルバッテリーを用意すれば、外出時など持ち運びながら使える点がメリットです。

3. 付属品

MagFusion GameFrostの付属品は、以下の4点です。

  • 本体
  • USB-C to USB-Cケーブル
  • 取扱説明書
  • 保証書

付属のUSBケーブルはナイロン編み素材で、柔軟性のあるケーブルです。
ケーブルの長さは端子の先端から先端まで約1.5m、重さは約31gでした。

5つの良かった点

スタンドのように使える

MagFusion GameFrostを使ってわかった良かった点は、以下の5つです。

  1. キンキンに冷える
  2. モバイルバッテリーで稼働する
  3. LEDライトをオフにできる
  4. 冷却のみでも使える
  5. ケーブルを着脱できる

それぞれの内容について、詳しく解説します。

1. キンキンに冷える

冷却ファンペルチェ素子のダブル冷却の効果はすさまじく、MagFusion GameFrostを取り付けてすぐにスマホとの接着面がキンキンに冷えます。

実際に、本製品をスマホに取り付けて、冷却効果を確認してみた結果は下記のとおりです。

取り付け直後に液晶ディスプレイを確認すると、表示温度は30度を示していました。
その後、ワイヤレス充電をオンにして、冷却ファンを強モードに設定。
わずか1分程度で、表示温度は約17度までに低下しました。

このようにダブル冷却の効果はすさまじく、充電中にスマホを触らないのであれば、弱モードでも十分に冷却効果を体感できるほどです。
動画視聴しながらやゲームをプレイしながらの充電でも、冷却ファンのモードを調整することで、スマホの発熱を感じにくいでしょう。

2. モバイルバッテリーで稼働する

MagFusion GameFrostはUSB充電器だけではなく、モバイルバッテリーでも稼働します。
したがって、電源コンセントが近くにないベッドサイドや、アウトドアなどでも使用可能です。

ただし、モバイルバッテリーで使用する際にも、USB充電器と同様のスペック(​27W出力以上のPD対応)が必要になります。
モバイルバッテリーのスペックによっては、動作しない場合があるので注意してください。

ちなみに筆者は、CIOのSMARTCOBY Pro CABLEに装着して使用しています。

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ケーブル内蔵のモバイルバッテリーですので、USBケーブルを持ち歩く必要はなく、持ち運び時には本製品とモバイルバッテリーだけでOKです。

モバイルバッテリー経由で約1時間ほど充電して確認したところ、iPhone 15 Proを約50%充電できました。
また、冷却ファンを弱モード・LEDライトをオフにした状態だと、モバイルバッテリーの容量を約5,000mAh使用しました。

3. LEDライトをオフにできる

暗闇で点灯すると結構眩しい…

MagFusion GameFrostの冷却ファンには、LEDライトが搭載されています。

このようなLEDライトを搭載したガジェットは、通電中や動作中は常時LEDライトが点灯するのが一般的です。
しかし、寝室やベッドサイドなどの暗所で使用する際には、点灯を不便に感じることもあるでしょう。

一方で本製品はLEDライトボタンを押すことで、LEDライトを

  • 点灯
  • 点滅
  • オフ

の3パターンに設定できます。
LEDライトをオフにした状態でもスマホを充電したり冷却ファンを稼働できたりするのがメリットです。

ちなみに点滅を設定すると、約3秒かけて点灯から徐々にオフになることを繰り返します。
ただし、LEDライトをオフにしても、液晶ディスプレイの温度表示をオフにはできないことには注意が必要です。

4. 冷却のみでも使える

バッテリーの残量から考えて充電は必要ないけれど、動画視聴やゲームを楽しむために冷却はしたい…
そのような充電せずに冷却のみで使いたい時にも活躍するのが、MagFusion GameFrostです。

一般的な冷却ファンを内蔵した充電器には珍しく、本製品はワイヤレス充電をオフにして冷却ファンのみで使えます。

冷却ファンのみを稼働して、タブレットやノートパソコンの冷却に使うのもおすすめです。
ただし、使い方の順番を間違えると充電エラーで、LEDランプが点滅するので注意してください。

LEDランプが点滅しないように、冷却ファンのみを稼働させる手順は以下のとおりです。
※取り付け対象はQiやQi2充電に対応していないものとします

  1. 本製品を通電する
  2. 冷却ファンをオンにする
  3. 本製品を冷やす対象に取り付ける
  4. エラーで点滅したことを確認後に取り外す
  5. 点滅から点灯に変わった後、ワイヤレス充電をオフにする
  6. 再び本製品を対象に取り付ける

金属製のタブレットスタンドやノートパソコンスタンドに取り付けて、冷却効果のさらなるアップを狙うのも良いでしょう。
タブレットやノートパソコンに直接取り付けたい場合は、以下のようなMagSafeシールを貼り付けるのもおすすめです。

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5. ケーブルを着脱できる

写真のケースは「ナフコ EVAツールケースカラビナ付き 青 SZ-1010-PU

ケーブルとパット部分が一体型のQi2充電器には、ケーブルとパット部分が断線しやすいリスクが潜んでいます。

パット部分をスマホから垂直に取り外すことは磁力の性質上難しく、本体の一部を傾けてから取り外すからです。
しかし、そのような取り外し方をすると、傾ける位置や角度によっては、ケーブルとパットの取り付け分に負担がかります。

実際、ケーブルとパット部分を補強した以下のような製品も販売されているので、断線に対策した製品のニーズはあるのでしょう。

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MagFusion GameFrostはケーブルを着脱できるため、断線対策としての効果を期待できます。
充電完了後にケーブルを抜けば、本製品の取り外し時に生じる断線のリスクはありません。

仮にケーブルが断線しても、本体の端子が傷んでいなければ、ケーブルの交換だけで再び使えるようになります。
使い方によってはストレートケーブルではなく、L字ケーブルを使用することで、破損するリスクをさらに下げられるでしょう。

また、ケーブルを着脱できることは、持ち運びやすいというメリットにもなります。
バックの中で他の荷物とぶつかったり、ケーブルとパット部分に負荷がかかったりする心配もありません。
ちなみに筆者は、写真のようなハードケースに入れて持ち運んでいます。

3つの気になる点

3つのボタンはそれぞれ、12時:電源・3時:冷却ファン・9時:LEDライトです

MagFusion GameFrostを使ってわかった気になる点は、以下の3つです。

  1. 充電器は付いていない
  2. 冷却ファンの稼働音
  3. 冷えすぎによる内部結露

1. 充電器はついていない

MagFusion GameFrostには、USB充電器が付属していません。
したがって、本製品を購入しても、すぐには使えないので注意してください。

また、対応したUSB充電器を用意しなければ、Qi2の急速充電と冷却ファンの効果を最大限に発揮できない点も忘れてはいけません。

用意すべきUSB充電器は、​27W出力以上のPDに対応した製品です。
単ポートの製品であれば特に注意する必要はありませんが、複数のポートを搭載した製品を選ぶならば、細かくスペックを確認する必要があります。

複数ポートを搭載するUSB充電器の中には、同時に複数のポートを使用すると、各ポートの出力が調整される製品があるからです。
単ポートの使用時であれば問題なく使えても、複数ポートの同時使用時には27Wを下回り使えなくなる場合があります。
複数のポートを同時に使用した際の出力配分の表を確認するなど、選ぶ際には十分にスペック表を確認しましょう。

ちなみに筆者は、以下の製品に接続して使用しています。
USB-Cポートは単ポート使用時に最大100W、4ポートの同時使用でも30Wを下回らないため、本製品の性能を十分に発揮できるのでおすすめです。

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2. 冷却ファンの稼働音

冷却ファンをオンにすると、当然ではありますがファンの稼働音がします。
冷却モードを強くするほどに稼働音は大きくなり、強にすると動画やゲームの邪魔になるほどの音量です。

したがって、動画やゲームを楽しむ際は、イヤホン(ノイズキャンセリング推奨)を準備するのがおすすめです。

また、弱でも稼働音はするので、図書館など静かな空間での使用はおすすめできません。
周りに人がいるような環境下では、冷却ファンをオフにして使用すると良いでしょう。

3. 冷えすぎによる内部結露 

MagFusion GameFrostのダブル冷却性能は強すぎて、わずか数分でも本製品とスマホの間に結露を生じさせてしまいます
ハードケースなどを付けている場合には、スマホとハードケースの間にも結露が生じるほどです。

スマホの裏面やハードケースとの間など、外部に生じる結露は特に問題ありません。
※放置すると汚れやサビの原因になるので、気づいた時には結露を拭き取りましょう。

しかし、スマホの内部に結露が生じると、故障するリスクがあります。
実際、スマホが濡れた場合の対応方法として「しばらく風通しの良い場所で乾燥させてください。」など、取扱説明書には乾かす必要がある旨の記載があります。

そもそも「スマホの内部に結露が生じるのか?」疑問に思う方もいるでしょう。
防水対応のスマホといえども、スマホの内部は真空ではなく、外気と同じで湿気を含んでいます。

試しに本製品をアルミ製の名刺ケースに取り付けて、冷却ファンをオンにしてみましょう。
名刺ケースの表面はどんどん冷えて、接着面だけではなく反対の面(内側)にも結露が生じました。

スマホと名刺ケースは同じではありませんが、スマホの内部にも結露が生じる証明として十分でしょう。

したがって、高温多湿の状況下では本製品を使わない、もしくは長時間使用しないなど対策するのがおすすめです。
※冷却ファンをオフにして充電のみで使用するのも効果的です

また、内部結露が原因でスマホの動作が不安定になった際は、スマホと除湿剤を密閉容器(袋)に入れて1日ほど放置するなどの方法を試してみてください。
スマホの動作が改善されない場合は、メーカーやキャリアなどのサポートに相談しましょう。

発熱を気にせず動画やゲームを楽しめる!

動画を長時間みたい!ゲームを楽しみたい!方にとって、発熱は大きな障害になります。
スマホ本体が熱くて持てなくなるだけではなく、動作が遅くなったりアプリが落ちたりするリスクがあるからです。

また、発熱するような使い方を頻繁に行えば、スマホ本体やバッテリーの劣化を進行させる原因にもなります。

発熱することが予想される時には、MagFusion GameFrostのダブル冷却でスマホを冷ましましょう。
外出時にも効果的に冷却できるように、モバイルバッテリーと合わせて本製品を持ち歩いてみてください。

しかし、残念ながら本製品はまだ一般販売されていません。
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