Makuakeで大人気だったプロジェクトのNovaWave 3Wayが、ついにリターン品として届きました!iPhone & Apple Watchユーザーにとって、マストバイと言っても過言ではない製品に仕上がっています。
本体は薄くてコンパクトにも関わらず、iPhoneとApple Watchの2台を同時に充電できます。そうです!重くてかさばる3 in1 充電器を持ち運ばなくてもOKになりました!
よく出張に行く人、旅行に出かける人には間違いなくおすすめな製品です。ぜひ本記事を最後まで読んで、NovaWave 3Wayの魅力を知ってください。
NovaWave 3Wayはここがスゴい!
10月16日にMakuakeでプロジェクトが公開されて、お得なプランがあっという間に消え去ったNovaWave 3Way。サポーターは6,011人、応援購入総額は2,200万円を突破するという大成功を収めました。
もちろん筆者も争奪戦に参加して、【超超早割】でなんとか応援購入が完了!先日無事に届いて、当初のお届け予定(2024年1月)よりもかなり早いですね。
予想よりもはるかに早く届いたので、改めてNovaWave 3Wayについて確認しましょう。
ネーミング投票の結果は…
Nova Xという何やら意味深なネーミングで、Makuakeのプロジェクトに登場したNova Wave 3Way!それもそのはず、CIOでは恒例のネーミング投票が実施されるためです。
CIO公式YouTubeチャンネルにて実施され、視聴者投票で決定した名前は「NovaWave(ノヴァウェーブ)」。その名の由来は以下のとおりです。
〈『NovaWave(ノヴァウェーブ)への想い』〉
新しいワイヤレス充電のシリーズとして、
CIOが切り開く新しい充電のウェーブ(時流)をつくり出します。
ワイヤレス充電は電磁波を使うことから、電磁”波”から着想し、
波を表す”Wave”を採用しました。
充電の方法を明確に示しつつ、皆様の新しい充電の選択肢の一つとして
より快適に充電ができる方法をわかりやすく
NovaWaveとしました。
引用元:Makuakeプロジェクト(詳細はこちら)
このサイズで3Way!?
従来のiPhoneとApple Watchを同時に充電できる製品といえば、スタンドのような据え置き製品が多かったですよね?
しかしCIOといえばコンパクトなサイズ!このサイズを実現したCIOには脱帽ですね。その気になる本体サイズは下表のとおり。
ポート数 | USB-C x1 |
サイズ | 約68 x 60 x 11mm |
重量 | 約59g |
カラー | ブラック x ホワイト |
AirPods Pro(第2世代)であれば、Apple Watchの充電エリアで充電も可能。また、ワイヤレス充電対応のAndroidスマホやワイヤレスイヤホンは、最大出力15Wのワイヤレス充電もできます。
5つのメリット
NovaWave 3Wayを実際に使った結果、分かったメリットは5つ。
- 持ち運びにピッタリ
- 2台同時充電
- 勧めやすい価格設定
- スタンドとして使える
- リングとして使える
それでは順に説明します。
1. 持ち運びにピッタリ
iPhoneの背面にくっつくほど、NovaWave 3Wayはコンパクトです。サイズは下表のとおり。
常にMagSafeで付けておかなくても、カバンの内ポケットやポーチに入れてもいいでしょう。軽くてコンパクトなサイズが実現されたことで、毎日持ち運んでも苦になりませんね。
ポート数 | USB-C x1 |
サイズ | 約68 x 60 x 11mm |
重量 | 約59g |
カラー | ブラック x ホワイト |
2. 2台同時充電
iPhoneユーザーが待ち望んだ、iPhoneとAppleWatchを2台同時に充電できるNovaWave 3Way。iPhoneには7.5W、Apple Watchには2.5Wでそれぞれ給電されます。
またApple Watchの充電エリアでは、AirPods Pro(第2世代)も充電可能です。ワイヤレス充電に対応したAndroidスマホやワイヤレスイヤホンに対して、最大出力15Wで充電可能という便利さを秘めています。
今後AndroidスマホでQi2が主流になれば、NovaWave 3Wayがより便利になる可能性がありますね。
3. 勧めやすい価格設定
NovaWave 3WayはあえてApple認証を取得しないことで、販売価格(一般販売予定価格4,380円)を下げているそうです。販売価格を下げることで、より多くの人にNovaWave 3Wayを手に取ってもらうのが狙いとのこと(CIO公式YouTubeチャンネルより)。
確かに手に取りやすい価格設定となっているので、知人に勧めたり、プレゼントしたりするのもいいでしょうね。筆者の知り合いにもAppleユーザーは多いので、しっかりとおすすめしたいと思います。
4. スタンドとして使える
NovaWave 3Wayにはリングが内蔵されていて、リングを使用すればスタンドとしても使えます。もちろんiOS17で初搭載されたスタンバイモードも起動するため、当初想定されていたよりもかなり便利になりました。
またNovaWave 3Wayをスタンドにすることで、ブレスレットのように腕に通すタイプのApple Watchバンドでも、バンドを外さずに充電が可能になっています。
5.リングとして使える
スタンドに使用するリングも、スマホリングのように使うことができます。
活動レポートについていた応援コメントを見ると、NovaWave 3Wayの磁力が弱いとの指摘がありました。個体差なのか使用状況なのかは不明ですが、ケースを付けてない裸のiPhoneに装着した感じだと、磁力が弱い印象はありません。
磁力でiPhoneの背面にくっついているだけなので、厚みのあるMagSafe非対応のケースに装着するのは危険!不意にNovaWave 3Wayが外れて、iPhoneが落下するかもしれません。
そのようなケースでNovaWave 3Wayを使用したい場合は、MagSafe対応のステッカーを使用しましょう。
※ステッカーを使用してもケースの厚みや材質によっては、ワイヤレス充電できない可能性があります。
MagSafe対応のステッカーについては、下記の記事を参考にしてください。また最近では、100円ショップでもMagSafe対応ステッカーを購入できるようになりました。
人気商品なのか、流通量が少ないのか、なかなか見つからないので根気よく探すしかありませんが…
3つのデメリット
NovaWave 3Wayを実際に使った結果、分かったデメリットは3つ。
- カメラに干渉する
- スタンドの角度は固定
- リングとしては重い
それでは順に説明します。
1. カメラに干渉する
商品パッケージのようにiPhone 15 ProをNovaWave 3Wayに装着すると、背面カメラが干渉してしまいます。活動レポートのように、商品パッケージとは上下逆に装着する必要があるので注意。
背面カメラに干渉した状態だと、わずかにiPhoneの背面からNovaWave 3Wayが浮いてしまいます。その状態でスマホリングのように使用すると、iPhoneが外れてしまう可能性もあるので注意しましょう。
ちなみにスタンドを目的に横向けでNovaWave 3Way装着すると、わずかにiPhone 15 Pro本体からはみ出てしまいます。もう少し本体の長辺が短ければ良かったのですが…
2. スタンドの角度は固定
NovaWave 3Wayのリングは、スタンドとして機能します。しかしスタンドの角度は、任意に調整できません。
※机の材質によっては多少融通が効くかも?
スタンドの角度にこだわりがある人には、あまりおすすめできないですね。
またX(旧:Twitter)のツイートや、Makuakeの活動レポートの返信で見かけた情報ですが、どうやらリング固定用のツメに個体差があるようです。リングが本体にきっちり収納されず、パタパタしてしまうとのこと。
筆者の所持している個体は、現状そのような不具合は出ていません。お困りの方はCIOのカスタマーサポートに問い合わせると良いでしょう(お問い合わせはこちら)。
追記:Makuake活動レポートに届きました!
実際に応援購入した方は、活動レポートをご確認ください。本記事では一部内容を抜粋して下記に引用します。
状況:NovaWaveのリング浮きが発生しており、その多くは白色のロットにて発生。 ※黒色でも一部発生している事を確認。
原因 :製品のリング部分の厚み及び取り付け時の公差による問題で、一部のロットで0.2mmの公差が出ており、そのため、リングの収納が出来ずに浮きあがってしまっております。
引用元:NovaWave 3Way Makuake活動レポート(詳細はこちら)
どうやら製造によるエラーだったようですね。交換対応していただけるようですので、Makuakeで応援購入したサポーターは、活動レポートにチェックしてください!
NovaWave 3Way交換対応フォームは、活動レポートからも、以下のボタンからも移動できます。
3. リングとしては重い
スマホリングの機能単体としてみると、結構重たい印象を受けます。実測すると約59gと、MagSafeを利用したスマホリングに比べると重たいのが正直な感想。
※近々レビュー予定のAnker 610 Magnetic Gripは約26gと、NovaWave 3Wayに比べて重さは半分以下です。
iPhoneの重さが気になる人には、NovaWave 3Wayを付けっぱなしにした使用はおすすめしません。
3つの注意点
NovaWave 3Wayを購入する際の注意点は3つで、以下のとおりです。
- USB充電器は付属しない
- 急速充電には非対応
それでは順に説明します。
1. USB充電器は付属しない
NovaWave 3Wayを購入しても、残念ながらUSB充電器は付属していません(USB-C to Cケーブルは付属)。そこで必要なUSB充電器に求められる機能は、Power Delivery(PD)充電に対応した20W以上の出力です。
もちろん条件さえ満たせば、モバイルバッテリーでもNovaWave 3Wayは使用できますよ!したがってNovaWave 3Wayと、一緒に購入するべきおすすめ製品は以下の2つです。
NovaPort TRIO 67W
CIOから発売されているUSB充電器の中でも、万人におすすめなのがNovaPort TRIO 67W(上記写真の左下)。コンパクトでありながら3ポート搭載されていて汎用性が高いのが魅力的です。
※USB-A搭載のモデルもありますよ!
NovaWave 3Wayはもちろん、モバイルPCなども充電できる出力を可能にしています。詳しいレビューについてはこちらを参考にしてください。
SMARTCOBY Pro CABLE C
NovaWave 3Wayは、PD充電に対応した20W以上の出力を供給できるのであれば、モバイルバッテリーでも使用できます。CIO製には上記の条件を満たすピッタリなモッバイルバッテリーがあり、それはSMARTCOBY Pro CABLE C(上記写真の右下)です!
SMARTCOBY Pro CABLE Cであれば、NovaWave 3Wayに必要なケーブルは本体に内蔵済み。さらにはNovaWave 3Wayに給電しながら、パススルー対応なのでSMARTCOBY Pro CABLE C本体に充電もできます。
※パススルー充電するには、別途USB充電器が必要(おすすめはNovaPort TRIO 67W)。
筆者的には、SMARTCOBY Pro CABLE Cに折りたたみプラグ内蔵タイプが発売されば、さらに便利になるかと思うのですが…もしかすると?
SMARTCOBY Pro CABLE Cのレビュー記事はこちら
2. 急速充電には非対応
残念ながらNovaWave 3Wayは、急速充電に非対応。低価格を実現するために、Apple認証を取得しなかったことが原因です。
実際に充電を開始するとiPhoneは7.5W、Apple Watchは2.5Wで、充電スピードは正直に言って遅い部類。Apple認証を受けた製品だとiPhoneは最大15W、Apple Watchは最大5Wで充電できるからです。
つまり出力数値だけを見ると、Apple認証製品に比べて、NovaWave 3Wayの出力は半分しかありません。NovaWave 3Wayの後継機として、価格を無視したApple認証製品の登場を期待したいですね。
一般販売が待ち遠しい!
NovaWave 3Wayは11月下旬頃から、リターン配送が行われています。したがって一般販売の開始時期は、もう少しに先になることが予想できますね。
Amazonの年末年始セール頃に一般販売がスタートするのでは?と筆者は勝手に予想しています。
ちなみに同時期に配送が開始されたマグネットシリコンケーブルと合わせて使えば、NovaWave 3Way利便性はさらに上がります…しかし端子部分がNovaWave 3Wayから少し飛び出すので、不恰好になってしまいますね。
※マグネットシリコンケーブルのレビュー記事はこちら(後日公開予定)。
自分用にはもちろん、家族や友人へのプレゼントとしてNovaWave 3Wayはいかがでしょうか?