この出会いは突然だった!あまりにもピンときたので、筆者にとっては珍しくスペックなどを確認せずに即ポチ!
ベッドサイドにぴったりで、とても素敵な月のナイトライト。そんなGLOTUREのMoon Gが先日届いたので、実際に数日使用したレビューを公開します。
- オシャレなナイトライトがほしい
- 人とは違ったインテリアがはしい
- 月をモチーフにしたナイトライトがほしい
そんな方にはMoon Gがおすすめ!年末商戦が近づく昨今、あなたの購入リストにMoon Gが躍り出るかも!?ぜひ本記事を最後まで読んでください。
美しいデザインに一目惚れ
とある雑誌に記載されていたGLOTUREのMoon G、「これだ!」と思ってすぐに検索!久しぶりの衝動買いなので、とてもワクワクです。
それでは早速開けてみましょう。
製品仕様
サイズ | 全体:160x110x367mm 月 :直径 約14cm(約1/2500万) |
重さ | 全体:1.7kg 月 :377g |
照明 | LED |
色温度 | 6000K |
入力 | 12V/2A |
出力 | 5V/1A |
電源アダプターについては、ケーブル長が約1.8mです。
気になる点がひとつ、筆者が手にした製品のパッケージには、ワイヤレス充電の出力はMax10Wと書いてあったのですが…
OPTIONAL WIRELESS CHARGING BASE MAX 10W FAST CHARGING
引用元:パッケージ側面
月が浮く!回る!
おしゃれなスタンドに通電させて月を近づけると、なんと月が浮きました!スタンドと月の間には、もちろん糸などありません。
磁力によって、月がスタンドから浮遊するのです。そのため月に触れれば、月がゆっくりと揺れたり回転したりします。
また3Dプリンターで整型された月は、凹凸がしっかり再現されているのも特徴的。そのため月内部にあるライトが光れば、表面の凹凸による陰影が生じます。
LEDの寿命は50,000時間!
ライトにはLEDが採用され、その寿命はなんと50,000時間。就寝中の間接照明として毎日8時間使用しても、6,250日・約17年も使用できる計算です。
美しいオーク材
塗装などのフェイクではなく、Moon Gの土台には本物のオーク材が採用されています。オーク材の色合い、触り心地がとてもいいですね。
明るい部屋でMoon Gを見ても、土台のオーク材が高級感を醸し出しています。オーク材の厚みについては、実測で約2.5cm程度です。
土台はワイヤレス充電搭載
オーク材の土台には、ワイヤレス充電の機能が搭載されています。ワイヤレス充電対応のスマホを土台に置けば、ワイヤレス充電がスタート。
ただし充電出力はそこまで高くないため、充電スピードは遅めです。
※楽天市場に記載のスペック表には5Wとありますが、しかし実際に届いたパッケージには10W…?
充電スピードが遅いとはいえ、就寝前に充電を開始すれば、翌朝には充電が完了しているでしょう。
※睡眠時間・スマホのバッテリー容量・充電開始時のバッテリー残量によります。
ゴム製の滑り止め
土台の裏面には、ゴム製の滑り止めが採用されています。本体は1.7kgと意外にも重め。
不意に手が当たりMoon Gが揺れたとしても、置き場所がずれたり倒れたりする心配は少ないので安心ですね。
メリット
Moon Gをベッドサイドに設置後、数日間使用して分かったメリットは下記の3つです。
- 1/2500万のリアルな月がいい
- 月が浮くというデザインがいい
- オーク材の色味と質感がいい
それでは順に説明します。
1. 1/2500万のリアルな月がいい
3Dプリンターを使用して精巧に作られたという月は、本物の月の1/2500万モデル。月表面のクレーターも再現されており、実際に触るとでこぼこしています。
月内部のLEDが光ることにより、クレーターによって生じた陰影もまた美しいですね。Moon Gの下で、読書を楽しむのが最近の日課になりました。
2. 月が浮くというデザインがいい
月をデザインにしたライトは、数多く一般販売されています。月を台に置くタイプや、球体の一部が凹んでいて机に置けるタイプなど。
中には月をひもで吊るした製品も!しかしMoon Gは、それらの製品とは一線を画しています。
磁力で月を浮かせることにより、月を揺らしたり回転したりできるのが凄い!ひもで月を吊っていないため、月を静かに長時間回転できるのもメリットです。
3. オーク材の色味と質感がいい
Moon Gの土台には、オーク材が使用されています。安価な製品によくある塗装とは違う、木ならではの温かみを感じますね。
自然な色合いに加えて、しっかりと厚み(約2.5cm)があることで高級感が増しています。
デメリット
数日間Moon Gを使用して分かったデメリットは下記の3つです。
- ワイヤレス充電の使い勝手が悪い
- 月の造型が少し荒い
- 明るさの調整はできない
それでは順に説明します。
1. ワイヤレス充電の使い勝手は悪い
スタンド式のワイヤレス充電器やMagSafe充電に慣れた人にとって、Moon Gに搭載されているワイヤレス充電は、少々面倒なタイプと感じるかもしれません。
というのもスマホのワイヤレス充電部と、充電エリアの接触部を合わせる手間が必要です。スマホに手が当たったり、Moon Gに手が当たったりすると、スマホが充電部から動いてしまう可能性も…
睡眠前に充電を開始できていても、しばらくしてスマホの位置がズレてしまうと、起床時に充電できてないかもしれません。
実際、取扱説明書には以下の記載があります。おそらくワイヤレス充電についての記述かとは思いますが、なかなかユニークな文面ですね。
2. 1回目で失敗しても落ち込まず、何度か挑戦してみると、きっとできます。
引用元:取扱説明書 ご注意の2
2. 月の造型が少し荒い
点灯時の月は美しいですが…消灯時の明るい部屋や、実際に月を手に取ると、少し安っぽさを感じますね。
樹脂を積層するタイプの3Dプリンターで出力して、特に表面処理を施していないのでしょうか?月の表面に等間隔のラインが見えます。
目視でもはっきりと確認できるレベルなので、販売価格的にも後少し頑張ってほしいですね…
3. 明るさの調整はできない
Moon Gの最大のデメリット…それはライトの明るさを調節できません!タッチスイッチの感度は良好ですが、操作はライトのON/OFFのみ。
加えてライトの明るさについても、かなり明るめのLEDですね。ベッドサイドにMoon Gを置いて、常夜灯として用いるには少々眩しいかもしれません。
個人的にはワイヤレス充電器のコストを削り、3段階くらい明るさを調節できる機能がほしかったですね。後継器の発売を予定されているのであれば、この点だけでもぜひ改善してほしい!
購入するならセール時など
美しくておしゃれ…でも価格はデザイン料かな?という印象を受けました。Moon Gには明るさ調節機能がないため、ベッドサイドに常夜灯として置くには多少の妥協が必要です。
一言でまとめるならば「販売価格の20,800円(投稿時点の楽天市場での価格)と機能が釣り合っていない」に尽きるでしょう。友人に勧めるにしても、明るさの調整ができないナイトライトに2万円…う〜ん厳しいですね。
明るさ調節機能を省いて、ワイヤレス充電機能を取り付ける…ワイヤレス充電機能の需要がどの程度あるのかは不明ですが、ワイヤレス充電機能をつけるくらいなら、明るさ調節機能を優先してほしかったのが筆者の感想。
どうしてもワイヤレス充電を取り入れたいなら、MagSafe対応にはすべきかなと思いました。ただ見た目はかなり気に入っているので、これからもベッドサイドに置いて活躍してもらいましょう。