iPhone 15シリーズの予約争奪戦に敗れて約1ヶ月…ブルーチタニウムに一目惚れした筆者は諦めきれませんでした。そんな悶々とした日々に、ついに在庫ありの文字を発見!
早速iPhone 15 Pro ブルーチタニウム 256GBをau onlineショップで注文して、先日ようやくゲットできました。そこで本記事では、今更感はありますがiPhone 15 Proの開封レビューを行います。
iPhone 15シリーズの在庫が徐々に復活してきている昨今、購入を検討している人の参考になると幸いです。ぜひ本記事を最後まで読んでください。
iPhone 15 Pro 購入について
筆者が今回購入したのは、iPhone 15 Pro ブルーチタニウム 256GB。購入した理由はズバリ、デザインに一目惚れしたからです。
iPhon 13 mini の性能に不満はなく、まだまだ使っていこうと考えていたのですが…ブルーチタニウムがカッコ良すぎましたね。
15 Pro Max と購入を悩んだのですが、実店舗で見ると予想異常の大きにびっくり。当初の予定通り、6.1インチモデルのProに決めました。
au onlineが優秀だった
今回のiPhone 15シリーズは争奪戦が激しく、一時は買うのを断念していました(記事はこちら)。ですが何となく諦めきれず色々なサイトを見ていると、10月11日21時ついに見つけました!
欲しかったiPhone 15 Pro ブルーチタニウム 256GBの在庫が、au onlineにて復活しているではありませんか。思わず必要事項を速攻で入力してポチッと…
そして2日後の10月13日には、無事に筆者の手元に到着しました!日本の物流は相変わらずスゴイですね!いつもありがとうございます。
回線切り替えについての記事はこちら(近日公開予定)
前機種は売却します
iPhone 15 Pro の購入資金に充てるべく、愛用していたiPhone 13 mini とpixel 7 を売却することに決定。後日、中古ショップで有名なあのお店に、買取を依頼しに行きます。
買取査定額や、便利な売却方法についての記事はこちら(近日公開予定)
iPhone 15 Proを開封
それでは発売から約1ヶ月が経過して、今更感はありますが…張り切って開けましょう!
iPhoneシリーズを購入する楽しみのひとつが、この開封の瞬間ですよね。お待ちかねのぺりぺりタイムです!
一回しか体験できないので、至極の時間です。iPhone 13 mini は家電量販店で購入したため、残念ながら自分では開けられませんでした。
今回はあえてau onlineで注文することにより、このぺりぺりタイムを静かに、自分のペースで楽しめます。
えっ軽い!?
iPhone 15 Pro を手に取ると、予想以上に軽くてびっくりです。iPhone 14 Pro への買い替えを断念した理由が、店舗で持ち上げた際、あまりにも重たく感じたからです。
数値で見比べると下表の通りで、13 mini から47gも増えているのですが、200gを下回っているのがポイント!13 miniからの買い替えで、重さが一番の懸念点でしたが…問題ありませんね。
サイズについても厚さは0.4mmましましたが、高さと幅ともに少し小さくなりました。重心の位置や角の丸みが影響しているのか、個人的には13 mini よりも15 Pro の方が手にしっくりきています。
15 Pro | 14 Pro | 13 mini | |
高さ | 146.6 mm | 147.5 mm | 131.5 mm |
幅 | 70.6 mm | 71.5 mm | 64.2 mm |
厚さ | 8.25 mm | 7.85 mm | 7.65 mm |
重量 | 187 g | 206 g | 140 g |
選んだアクセサリーは?
NIMASOのガラスフィルム(NSC23H763)とクリアケース(NSP23H743)です。新素材のチタニウムを楽しみたいので、しばらくは脱着しやすいTPUケースを愛用します。
TPUケースを装着するとMagSafeによる吸着力が低下したので、ESRのこちらも追加で購入。NIMASOのクリアケースに貼り付けて、MagSafeの吸着力を改善しました。
それぞれの使用感については、下記のとおりレビュー記事を公開しています。ぜひチェックしてください!
5つのメリット
iPhone 15 Proを実際に使用して分かった5つのメリットは下記のとおりです。
- チタニウムの金属光沢が美しい
- Proシリーズ最軽量の軽さ
- 丸みを帯びて持ちやすい
- 120Hzディスプレイ最高
- 常時表示が予想以上に便利
それでは順に説明します。
1. チタニウムの金属光沢が美しい
13 mini から買い替えた最大の理由が、チタニウムの美しさに一目惚れしたからです。Webページで見るよりも、実物を見る方が圧倒的に美しい。
検討中の人には、ぜひ一度は店頭で手に取っていただきたい!それほど歴代のProよりも、本体の金属光沢が素晴らしいですね。
ケース無しの裸で、毎日iPhoneを持ち歩きたくなりますよ!
筆者はチタニウムの金属光沢が気に入り、自宅ではケース無しの裸、外出時にはTPUケースを使用しています。TPUケースを選んだ理由は、材質が柔らかくケースを脱着しやすいからです。
現在の使用ケース:NIMASOクリアケース(NSC23H763)のレビューはこちら
2. Proシリーズ最軽量の軽さ
11 Pro 以降のProシリーズに買い替えなかった理由は、単純にiPhone本体が重たかったからです。筆者お気に入りのApple純正のレザーケースを付けると、あっという間に200gを超えて、ずっしりと重みを感じます。
しかし本体素材をチタニウムに変更したことも影響して、なんと歴代のProシリーズの中で最軽量の187g(12 Proと同立)!
※歴代のProシリーズの重さは下表を参照
15Pro | 14Pro | 13Pro | 12Pro | 11Pro | |
重さ | 187 g | 206 g | 203 g | 187 g | 188 g |
15 Pro にTPUケースをつけても、ケース無しの14 Pro とほぼ変わらないという驚きの軽さです。室内ではガラスフィルムのみを貼り付けているので、重さは200gを下回っています(意外とガラスフィルムって重い!?)。
ちなみに筆者の外出時は下記のとおりで、15 Proと合わせると合計約227g。
NIMASOクリアケース(NSC23H763):約26g(レビューはこちら)
NIMASOガラスフィルム(NSP23H743):約12g(レビューはこちら)
ESR HaloLockユニバーサルリング:約2g(レビューはこちら)
3. 丸みを帯びて持ちやすい
13 mini から買い替えて分かったのは、手に持った感覚が変わったこと。言葉では表現しにくいですが、手にスッと収まる感じです。
本体の形状が変更されたのか、若干丸みを帯びたような気がします。長時間持っても、少し強く握っても、手が痛くないですね。
約40g(13 mini:140g)も重くなったのですが、数値ほど重さを感じない不思議な持ち心地です。
4. 120Hzディスプレイ最高
「そんなに言うほど、体感差はないだろ」と思っていたのですが、この機能アップはいけません。一度体験すると、間違いなくダウングレードできなくなります。
SNSやネットサーフィン時、上下のスクロールが多い時ほど実感しますね。指に吸い付く感じと、表示の速さが体感できるほどの違いです。
贅沢機能のひとつかと思いますが、間違いなくおすすめな機能のひとつです。
5. 常時表示が予想以上に便利
14 Proが出た当初「常時表示って必要か?」と懐疑的だった筆者ですが、あるとかなり便利なのひとつ機能です。ディスプレイをタップしたり、iPhoneを手に取ったりしなくても、時間の確認や各種通知にも気づけます。
特にデスクワークがメインで、視界内にiPhoneを置いている人には超おすすめ! 3in1のようなスタンド型充電器や、iPhoneを立てておけるスタンドと併用すると、利便性がさらに向上します。
3つのデメリット
iPhone 15 Proのデメリットは下記のとおり3つです。
- 毎年上がり続ける価格
- 予約争奪戦が激しすぎる
- Lightningアクセサリーが使用不可
それでは順に説明します。
1. 毎年上がり続ける価格
一番のデメリットというか、避けては通れないのが販売価格です。256GBが無難だと購入している筆者にとって、そのうち25万円以上の金額を払わないといけないかもしれませんね。
今回筆者が購入したau onlineでは、256GBで211,930円(税込)でした(もうすでに20万円を超えてる…)。
歴代のProシリーズを最低モデルで比較すると下表のとおり。発売当初の税率で、Apple StoreのSIMフリー&最低容量の価格を記載しています(メモリについては11 Proのみ64GB)。
| 15 Pro | 14 Pro | 13 Pro | 12 Pro | 11 Pro |
販売価格(円) | 159,800 | 149,800 | 122,800 | 117,480 | 115,344 |
ちなみにアメリカでの15 Proの販売価格は、例年通りの$999。そこで2023年の$を基準にしてインフレ調整を行い、歴代のProシリーズを比較すると下記のとおり。
15 Pro | 14 Pro | 13 Pro | 12 Pro | 11 Pro | |
販売価格($) | 999 | 1,031 | 1,119 | 1,179 | 1,190 |
引用元:https://www.perfectrec.com/posts/iphone15-price(詳細はこちら)
この表を見るとProシリーズの中では、15 Proがお買い得であることを表しています。そもそも標準モデルやPro Maxよりも、Proシリーズが「お買い得?」と思ってしまいますね(円安なんとかなってほしい…)。
2. 予約争奪戦が激しすぎる
毎年恒例の予約争奪戦ですが、今年も激しかったですね。21時スタートだったのですが、Apple販売サイトにアクセスした時点では、狙っていたiPhone 15 Pro ブルーチタニウム 256GBの当日配送は無くなっていました。
噂では転売ヤーやBotも大量に参加していたとのこと。Apple IDひとつに対して、iPhone 15シリーズから1台しか買えないなど、購入制限をかけてもらいたいものですね(争奪戦についての記事はこちら)。
3. Lightningアクセサリーが使用不可
「USB-C万歳!」という声が多くて大きいですが、今までのLightningケーブルをはじめとしたアクセサリーが使えなくなりました。
※純正の変換ケーブルはありますが、価格が…現在の販売価格は、以下のとおりです。
筆者はワイヤレスで使用することが多かったので、不要になったものはLightningケーブルと有線イヤホンくらいです。しかし仕事用としてiPhoneを使っていた人、マイクなどの周辺機器を揃えていた人は注意しましょう。
すべての周辺機器を買い替えると、思わぬ出費につながります。iPhone 15以降への買い替えは計画的に…
安定を求めるならiPhone 16シリーズ?
iPhone 15 Pro は多くの人が望んでいた、iPhoneでは初となるUSB-C搭載のモデルです。改めてメリットを挙げると、以下のとおり。
- チタニウムの金属光沢が美しい
- Proシリーズ最軽量の軽さ
- 丸みを帯びて持ちやすい
- 120Hzディスプレイ最高
- 常時表示が予想以上に便利
とはいえガジェット好きとしては周知の事実である、「初ものには不具合が多い」という点は、iPhone 15シリーズを購入する際には理解しておくべきです(記事はこちら)。
- 買い替えが急ぎではない
- 不具合の対処は苦手
- 今のiPhoneに満足している
これらの悩みを持つ人には、iPhone15の価格が下がってくる来年の購入、もしくは15シリーズの不具合を解消されるであろう次期iPhone 16(仮称)をおすすめします。