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危険物取扱者乙種4類(乙4)の難易度・合格率は?勉強方法や勉強時間も解説!

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危険物取扱者乙種4類(通称:乙4)を受験することにしたけど…
難易度はどの程度?合格率はどれくらい?おすすめの勉強方法は?

そんな悩みを抱えたまま試験勉強をしても、勉強内容は頭に入ってきませんよね。そこで今回は、危険物取扱者乙種4類を合格した筆者が合格するポイントを解説します!

ただし本記事は試験に合格することを目的にした記事ですので、以下の人は本記事を読まないことをおすすめします。

  • 参考書は初めから最後まで読み、すべての内容を理解してから受験して合格したい人
  • 実務を意識した上で、内容を徹底的に理解してから試験に臨みたい人
  • 勉強時間を十分に確保できたり、講習会や通信教育などに参加したりしようと考えている人

筆者が危険物取扱者乙種4類に費やした時間が少ないのも、使用したものがたった2つなのも、合格だけを最優先にしたからです。本記事では受験時の体験エピソードも交えながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

結論

危険物取扱者乙種4類(通称:乙4)の難易度・合格率、勉強方法は、下記のとおりです。

難易度:予備知識がなくても合格可能
乙種は受験資格なし、公式HPによると資格取得者の中には高校生もいるそうです(詳細はこちら

合格率:30〜40%程度
R5年度は42.0%、R4年度は44.1%(実施状況はこちら

勉強方法:過去問を使用する

それぞれについて、詳しく説明しましょう。

危険物取扱者乙種4類の難易度

危険物取扱者乙種4類の試験は、下表の内容を制限時間2時間で5肢択一式のマークシート形式で実施されます。試験時には、テキストやノート類の参照はできません。

試験科目問題数
危険物に関する法令15
基礎的な物理学及び基礎的な化学10
危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法10
引用元:一般財団法人 消防試験研究センター(詳細はこちら

試験科目ごとの成績が、それぞれ60%以上で合格となります(ひとつでも60%未満になると不合格)。

中高で理系科目、特に化学に苦手意識があると苦戦を強いられる試験です。しかし、高度で専門的な知識は求められないので、丸暗記すれば合格できます。

筆者は高校化学が大の苦手で、試験も成績もからっきしダメでした。しかし何も理解せずとも丸暗記だけで、乙4に続けて1種と3種も取得できています。

その暗記の方法については、2つ下の見出しで説明します。

危険物取扱者乙種4類の合格率

毎年30〜40%前後の合格率で推移していて、R5年度は42.0%、R4年度は44.1%でした(実施状況はこちら)。高度で専門的な知識までは要求されなくても、まったく勉強せずに合格できるほど甘い試験ではないので、しっかり勉強してから挑戦しましょう。

ちなみに合格率だけを見て、乙1・2・3・5・6を受験しようと考えてはいけません。受験者数が乙4に比べて30分の1程度と少ないことに加えて、乙4などの合格者が免除を利用して受験しているからこそ、乙4に比べて高い合格率になっています。

例えば乙4を合格していると、乙1受験時には3科目中2科目を免除されて、「危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法」を10問(試験時間30分)だけで合否判断がされます。

合格するには?おすすめ勉強法

用意するものは以下の2つ。これだけで一般的には1〜2ヶ月必要と言われている勉強期間を、筆者は約2週間に短縮しました。通信教育や講習会などには、もちろん参加していません。

  • 過去問題集
    選択肢に対して解説付き(講義形式でなくてもOK)
    最低でも3年分、できれば5年分以上記載のもの
    電子書籍ではなく紙推奨(直接書き込めるなら電子でも可)
  • 赤など色のついたペン
    過去問題集の印字と違う色
    蛍光マーカーや付箋は適宜必要ならば準備

予備知識がある人については、過去問題をいきなり解いてもいいでしょう。しかし本記事で説明する方法とは、ズバリ「過去問題は解きません」…は?と思った人、もう少し時間をください。

過去問を使う手順は下記のとおり。勉強のポイントは「出題年数が異なっていても、類似の問題ばかり出題されている!」と気づけるかどうかです。

  1. 過去問題集1冊をサーっと読み切る
    「あっ!?この選択肢は見たことある!」と気づけたらGood!
  2. 正しい選択肢に丸をつける
    →正しい文章はそのまま覚えます
  3. 間違った記載内容がある選択肢を、正しい文章に加筆修正する
    →間違った選択肢は、正しい文章で覚えます。
  4. 正しい文章を何度も読んで丸暗記する
    →音読や歩きながら黙読など工夫するのもいいでしょう

筆者はこの方法を1日約2時間、手順1〜3を約1週間で終わらせて、手順4に約1週間使いました。その結果、無事に乙4を合格。乙1・3については同日受験で、勉強日数は5日未満で同時合格でした。

あとは上記4つの手順に加えて、語呂合わせで暗記部分をフォローするのもおすすめ(例えばイオン化傾向など)。「乙4 語呂合わせ」と検索すれば、図解付きで出てくるので、自分の中で覚えやすい語呂合わせを見つけてください。

結論(再掲)

危険物取扱者乙種4類(通称:乙4)の難易度・合格率、勉強方法は、下記のとおりです。

難易度:予備知識がなくても合格可能
乙種は受験資格なし、公式HPによると資格取得者の中には高校生もいるそうです(詳細はこちら

合格率:30〜40%程度
R5年度は42.0%、R4年度は44.1%(実施状況はこちら

勉強方法:過去問を使用する

5類まで取得しておきたかった…(感想)

危険物取扱者 甲種の資格取得を目指していた当時、実務の都合でどうしても乙5の挑戦する機会に恵まれませんでした。乙1・3・4の取得から期間が開いてしまったので、乙5に挑戦する際は期間に余裕を持たせようと検討中。

当時使用していた参考書の内容が変わっているのか、最新版を手にとって確認も必要なので、案外手間がかかりそうですね。筆者のように取得を目指している方は、同日受験など工夫して、一度の受験で片付けるのがおすすめです。

特に大都市では、試験の開催頻度が高いのも特徴的な危険物取扱者試験。お住まいの都道府県だけではなく、隣県の開催状況も確認して、効率よく資格取得を目指しましょう。

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