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小型移動式クレーン運転技能講習の難易度・合格率は?勉強方法も解説!

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小型移動式クレーン運転技能講習を受講することになったけど…
難易度はどの程度?合格率はどれくらい?おすすめの勉強方法は?

そんな悩みを抱えたまま試験勉強をしても、勉強内容は頭に入ってきませんよね。
会社補助を受けて受講する方にとっては、合格せねばならないプレッシャーもかかっているでしょう(筆者もそうでした)。

そこで今回は、小型移動式クレーン運転技能講習に合格した筆者が、修了試験と技能試験の両方のポイントを解説します!受講時の体験エピソードも交えながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

結論

小型移動式クレーン運転技能講習の難易度・合格率、勉強方法は、下記のとおりです。

難易度:未経験でも合格可能
類似資格を取得していると難易度は下がるが、技能試験は要注意。

合格率:何事もなければ、最終的に受講した全員が合格
筆者が受験した当時、約20人が受講。
修了試験:追試2名
実技試験:2グループに分かれて、筆者のグループ内での追試は1名

それぞれについて、詳しく説明しましょう。

小型移動式クレーン運転技能講習の難易度

小型移動式クレーン運転技能講習の修了考査は、2日目の最後に修了試験、3日目の最後に実技試験があります。

修了試験は制限時間60分で、マークシート形式。試験時には、テキストやノート類の参照はできません。

修了試験の問題は、講習会で学習した知識について正誤で問われます。「適切なものを選べ」なのか「不適切なものを選べ」なのか、十分に注意して解きましょう。

実技試験は停車してある小型移動式クレーンに対して、アウトリガーの設置からスタート。移動ルートの確認などをした後、玉掛け済みの対象物を目標地点まで移動させる。

その後アウトリガーなどを片付けて、作業完了の確認までが実技試験内容でした。作業手順書どおりにミスなく、制限時間ありの、緊張感がある試験でしたね。

修了試験も実技試験も初心者で合格可能ですが、実務経験がある場合は特に注意しましょう!実技試験において、いつも作業でしている癖を出すことは御法度です。

作業手順書の手順通りに作業しないと、減点方式で手持ちの点数がなくなってしまう恐れも…

小型移動式クレーン運転技能講習の合格率

小型移動式クレーン運転技能講習の合格率は、残念ながら公表されていません。

筆者が受験した当時、約20人受講。修了試験での不合格者は2名、解散後に追試試験が実施されていました。

実技試験は2グループに分けて、グループ内での不合格者は1名。こちらも講義終了後に、追試試験が実施されていました。

合格するには?おすすめ勉強法

小型移動式クレーン運転技能講習の修了考査は、修了試験と実技試験があり、両方に合格しないと免許は発行されません。

それぞれの試験について、攻略するポイントを解説します。

修了試験の攻略法

小型移動式クレーン運転技能講習の修了試験に合格するおすすめの勉強方法は2つです。

  • 講師の話をよく聞いて、必要箇所にマークする
  • 休憩時間と1日目の講義終了後には復習をする

修了試験は、講習会の内容をもとに作成されています。重要な(テストに頻出する)箇所については、講師から指示があるので、その都度マークしましょう。

したがって講義を受講するまでに、3色ボールペンや、マーカー付箋を準備しておくのがおすすめです。

学科講習は2日間なので、休憩時間も復習時間に活用するのがおすすめ。1日目が終了した後は復習をして、講習内容の理解に努めましょう。

実技試験の攻略法

小型移動式クレーン運転技能講習の実技試験に合格するおすすめの方法は3つです。

  • 講師の話をよく聞いて、作業手順をイメージする
  • 休憩時には操作の練習をさせてもらう
  • 他の受講者に対する講師のアドバイスを聞く

実技試験は、作業手順書に基づいて実施されます。筆者が受験した当時は減点方式で、致命的なミス(手順を飛ばしたり、不安全作業をしたり)をすれば大幅な減点でした。

ユニックの周囲確認、アウトリガーの設置、クレーン操作(対象の揺れには対して厳しかったです)など、いずれの作業にもチェック項目があります。実務経験のある人は、自社作業のくせを出さずに、作業手順書を忠実に再現することを心がけましょう。

完全に未経験での受講者は、休憩時間に練習してもよいか講師に頼みましょう。参加者の人数や、休憩時間によっては難しいかもしれませんが、練習させてもらえることもあります。筆者も休憩時に講師に頼んで、作業の練習をしました。

結論(再掲)

改めて結論!小型移動式クレーン運転技能講習の難易度・合格率、勉強方法は、下記のとおりです。

難易度:未経験でも合格可能
類似資格を取得していると難易度は下がるが、技能試験は要注意。

合格率:何事もなければ、最終的に受講した全員が合格
筆者が受験した当時、約20人が受講。
修了試験:追試2名
実技試験:2グループに分かれて、筆者のグループ内での追試は1名

勉強方法:それぞれ以下のとおり
修了試験:講師の説明をよく聞き、休憩時間には復習。1日目終了後の復習も忘れずに!
技能試験:他の受講生が注意された点はチェック!同じミスはしないように!

実技試験は過去最高の難易度でした(感想)

小型移動式クレーンを使った作業はよく依頼していたので、安全管理の必要性から取得を目指しました。事前に玉掛け技能講習とクレーンの運転の業務特別教育を受講していたので、修了試験の方は特に難しくありませんでしたね。

ただし実技試験の難易度は、過去に受講した中でもトップクラスに難しかったです。玉掛け作業については範囲外とはいえ、作業前と作業後のチェック項目と作業手順の多さ、さらにクレーン操作ではある技術が求められました。

クレーンは左右に操作すると、慣性の法則により吊り荷が左右に揺れます。左右に揺れるほど、吊り荷が落下する危険性は高まります。

安全作業を遂行するための技能講習ですから、吊り荷が揺れることはもちろんNGです。吊り荷を左右に揺らさない操作のコツはあるのですが、かなり繊細な操作が必要で習得が難しい!

しかし繊細なクレーン操作の習得を、なんと実技試験で求められます。1日の技能実習の中で、実際に操作練習できる時間はかなり短いにも関わらずです(講習会の参加人数によっては激減する)。

短い練習時間の中で求められる技術としては、他の技能講習と比べても群を抜いて難しかった…他の受講者への指摘事項をメモする、イメージトレーニング、休憩時間に練習するなどの重要性を改めて学べる良い機会でしたね。

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