ミューズとキレイキレイのオートディスペンサー比較&感想

ガジェット

8月29日から約3ヶ月間、下記のオートディスペンサーを毎日使いました。

元サービスエンジニアとして、それぞれの機能性とメンテナンス性を比較します。

  • ミューズ
  • キレイキレイ

オートディスペンサーの使い勝手に興味がある人、どちらを購入しようか悩んでいる人は、ぜひ読んでください。

さぁ白黒決着をつけようではありませんか!

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筆者がオススメするのはミューズです!

早速ですが結論です!筆者がオススメするのはミューズです。

理由は下記の3点で、詳細は順に説明します。

  1. ミューズは1回あたりの噴出量がちょうどいい
  2. ミューズは詰め替えがしやすく、使用する電池の本数も少ない
  3. ミューズは液垂れが少ない(ここが一番重要)


1. ミューズは1回あたりの噴出量がちょうどいい

詰め替え頻度の観点から、1回あたりの噴出量は非常に重要です。

約3ヶ月間利用して、ミューズは購入時に付属していたボトルを1本使い切り、2本目の途中です。

一方でキレイキレイは、購入時に付属していた200mL、買い足した詰め替え用の450mLを3本目の途中です。

「あら?もう洗剤がなくなったの??」と思うほどに、キレイキレイの減るスピードは速いですね。

小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、手を洗う意識づけとして、たくさん泡の出るキレイキレイがいいかもしれません。

手を洗う習慣のある方や、筆者のように作業の都度手を洗う方にはミューズの方が、1回あたりの噴出量がちょうどいいでしょう。

ミューズ
ミューズの1回あたりの噴出量:500円玉より一回りほど小さめ
キレイキレイ
キレイキレイの1回あたりの噴出量:500円玉と同程度であるが体積は大きめ

2. ミューズは詰め替えがしやすく、使用する電池の本数も少ない

詰め替えのしやすさ

詰め替えのしやすさが、日用品の使いやすさに直結すると考えています。

どちらも難しくはないのですが、外して付けるだけカートリッチ式のミューズに軍配が上がります。

「詰め替え容器を、ひっくり返すとこぼれない?」と心配になると思いますが、こぼれることはありませんでした。

説明書通りに詰め替えた結果、驚くことにこぼれなかったのです。

一方でキレイキレイは、天板の蓋を外して、キャップを外して、液体を入れる。

加えて、詰め替えをお徳用で行うと、背面の充填量を確認しながら、あふれないように入れないといけません。

充填中の視認性が少し悪く、明るめの部屋でなければ、充填中の現在量がわかりません。

筆者は視認性の対策として、洗面所の鏡の前に置くことで、日々の残量確認にも役立てています。

ミューズ
ミューズ:上部のボトルがカートリッチ方式
キレイキレイ
キレイキレイ:上部の蓋を外して、さらにボトルの蓋も開ける必要がある
キレイキレイ
キレイキレイ:背面の窓から充填量を把握できるが、視認性は周囲の明るさ次第

使用する電池の本数

どちらのオートディスペンサーも単三電池を使用するのですが、使用する本数が異なります。

ミューズの方は2本、キレイキレイの方は3本となっています。

出力にも影響しているのか、確かにキレイキレイの方が動作音は大きめです。

ミューズ
ミューズ:単三電池を2本使用
キレイキレイ
キレイキレイ:単三電池を3本使用

3. ミューズは液垂れが少ない(ここが一番重要)

キレイキレイの洗剤を詰め替えている時に気づきました。

本体の噴出口からセンサーを伝って電池の蓋までが、液垂れにより洗剤でべちょべちょになっているのです。

よく観察すると、キレイキレイの方は噴出後に、少し泡が噴出口のところに残ります。

この残った泡が時間の経過により、本体の前面を洗剤まみれにするのでしょう。

キレイキレイ
キレイキレイ:噴出口からセンサー、電源スイッチ、電池BOXまで、液垂れにより洗剤まみれになる(写真は拭き上げ後)

筆者は洗剤を詰め替える際に、本体全体を拭きあげます。

次に電池BOXの蓋を洗い、電池BOXの本体側の溝を拭く、最後には電池BOXのパッキンまでも拭き上げます。

正直、ミューズのカセット式の交換に比べて、この作業はかなり手間です。

生活防水(IPX4)に本体が対応しているとはいえ、洗剤まみれになるのはいただけません。

本体が洗剤まみれになっているのは、見た目でも意外と気づきます。

筆者が使用しているのは白色なのですが、キレイキレイの洗剤の成分の影響なのか、蓋や電源の隙間が洗剤でピンク色になるからです。

ミューズの方は洗剤の液垂もなく、洗剤でべちょべちょになることもなく、快適に使用できて満足です。

ただ本体の色がブラックだと、水滴の跡など汚れが目立ちます。

オススメの色は?と聞かれた時や、次にもう一台買い増しする時は、ホワイトを選択します。

ミューズ
ミューズ:少し水垢など使用感が出てしまうブラック、液垂れはない

唯一のデメリット?詰め替え用洗剤の入手性

詰め替え用の金額を単純に比較したとき、キレイキレイの方に軍配が上がりがちです。

しかし噴出量の観点も合わせて考えると、販売価格だけを比較するのは非常に難しい。

実際に筆者は、それぞれのオートディスペンサーを購入してから、キレイキレイは詰め替え用を3本(6回から7回分)買いましたが、ミューズは一度も買っていません。

購入時にキレイキレイは1回分、ミューズは2回分(2本)ついていたことを踏まえても、キレイキレイの減り方は早いです。

そこで金額面の比較ではなく、入手性を比較してみましょう。

ネット通販を除いた時、筆者の生活近辺で在庫があるのは、圧倒的にキレイキレイです。

キレイキレイの方は、オートディスペンサーと手動泡ボトルの詰め替え用が、同一商品であることが理由だと推測されます。

一方でミューズの方は、ミューズ専用のオートディスペンサー用という制限があるためなのか、店舗によっては陳列スペースすらありません。

入手性に差があるところは、頭の片隅に置いておくべきかと思います。

Amazonの定期便などを活用すれば、その心配もなくなるので、デメリットと言えるほどではありませんが。

ミューズとキレイキレイ
左:ミューズ、右:キレイキレイ
ミューズとキレイキレイ
左:ミューズ、右:キレイキレイ

まとめ

オートディスペンサーが販売されるとは思っていませんでした。

筆者が子供の頃には、大型ショッピング施設に設置されている装置。

それが今やお手軽な価格で、各家庭に設置できるようになるとは驚きです。

自宅のオートディスペンサーに慣れると、実家の手動式に手を出して「おやっ?」と戸惑うほどになりました。

甲乙つけ難い商品でしたが、メンテナンスの少ないミューズをオススメさせていただきます。

どちらの商品も詰め替え用も、Amazonや楽天などのセール対象になりやすいので、ぜひお得な時に購入をオススメします。

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