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第一種冷媒フロン類取扱技術者の難易度・合格率は?勉強方法も解説!

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第一種冷媒フロン類取扱技術者を受験することになったけど…
難易度はどの程度?合格率はどれくらい?おすすめの勉強方法は?

そんな悩みを抱えたまま試験勉強をしても、勉強内容は頭に入ってきませんよね。
会社補助を受けて受講する方にとっては、合格せねばならないプレッシャーもかかっているでしょう(筆者もそうでした)。

そこで今回は、第一種冷媒フロン類取扱技術者と二種を合格した筆者が、修了試験のポイントを解説します!受講時の体験エピソードも交えながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

結論

まずは結論!第一種冷媒フロン類取扱技術者(一種フロン)の難易度・合格率、勉強方法は、下記のとおりです。

難易度:1日受講して当日の最後に修了考査がありますが、実務経験と当日習得した知識で合格できます。

合格率:非公表

勉強方法:講師の話を聞いて、必要箇所を休憩時間などに繰り返し読んで覚える。

それぞれについて、詳しく説明しましょう。

第一種冷媒フロン類取扱技術者の難易度

第一種冷媒フロン類取扱技術者(一種フロン)の修了考査は、四者択一式の25問(制限時間:60分)で行われます。

試験時には、テキストやノート類の参照はできません

受験資格に実務経験(3年)と資格があるので、受験する方はすでに知識も技術もお持ちの方が多いでしょう。

筆者が受験した当時は、特別難しいと感じる問題はなく、基本事項の確認レベルの問題が多かったと記憶しています。

二種フロンの受験時から、知識と技術が増加していたことを差し引いても、二種フロンの終了考査と比較して難易度に大差はありませんでした。

不合格者への救済措置は「不合格後1年以内に1回まで、受講を免除して修了試験のみ受験可能」です。

第一種冷媒フロン類取扱技術者の合格率

第一種冷媒フロン類取扱技術者(一種フロン)の合格率は、残念ながら公表されていません。

受験資格が二種フロンと比べて、実務経験+資格ということもあるので、第二種冷媒フロン類取扱技術者(二種フロン)よりも合格率は高く、80%以上なのではないかと推測しています。

二種フロンに関しては、現場未経験でも受験できるため、一種フロンの合格率に比べて低いと聞いたことがあります。

未経験から最短で技術者証を取得するには?

実務経験なしの未経験(受験資格なし)から最短で第一種冷媒フロン類取扱技術者(一種フロン)を取得するには、受験資格を得るためにも第三種冷凍機械責任者(三冷)に合格してから挑戦するのがオススメ。

修了考査の内容的にも、第三種冷凍機械責任者の知識と講習会の内容で、十分に合格できるレベルです。

第三種冷凍機械責任者の資格証取得、二種フロンを取得後に実務経験を積んでから、一種フロンに挑戦するので、最短でも3年は必要です。

(→第三種冷凍機械責任者に関する記事はこちら

(→第二種冷媒フロン類取扱技術者に関する記事はこちら

合格するには?オススメ勉強法

第一種冷媒フロン類取扱技術者(一種フロン)の修了考査に合格するオススメの勉強方法は2つだけです。

  • 講師の話をよく聞いて、必要箇所にマークする
  • 休憩時間を活用して、教科書を何度も読む

二種フロンの記事と内容は同じですが、知識と実務経験があるので、難易度はグッと下がります。

ただし知識があるからと油断せず、しっかりと受講して勉強しましょう

講師の話はよく聞きましょう

修了考査のテストは、講習会の内容をもとに作成されています。

重要な(テストに頻出する)箇所については、講師から指示があるので都度マークしましょう。

したがって講義を受講するまでに、3色ボールペンや、マーカー付箋を準備しておくのがおすすめです。

休憩時間を活用しましょう

講義が終わってから、当日に修了考査のテストを受験します。

テスト時にはテキストやノートを参照できないので、必要な知識は覚えていなければなりません。

休憩時間は適度にリラックして、テキストに出てきた内容で、知らなかった部分や重要な部分を重点的に読み返しましょう。

二種フロンに比べて知識も技術もある方が受験するので、内容で分からない部分は少ないかと思います。

逆に分からない部分で、講師の方が「テストに出るかも」と言われた部分は重点的に覚えましょう。

結論(再掲)

改めて結論!第一種冷媒フロン類取扱技術者(一種フロン)の難易度・合格率、勉強方法は、下記のとおりです。

難易度:1日受講して当日の最後に修了考査がありますが、実務経験と当日習得した知識で合格できます。
受験資格にあるとおり、第三種冷凍機械責任者(三冷)の免状を取得してから受験すると、終了考査対策にもなるのでオススメです。

合格率:非公表
筆者の周り数十人に再受験した人はいなかったので、合格率は高めの印象(80%以上?)。

勉強方法:講師の話を聞いて、必要箇所を休憩時間などに繰り返し読んで覚える。
講師の話をよく聞いて、必要箇所にマークする
休憩時間を活用して、教科書を何度も読む

実務経験3年は長かった…(感想)

二種フロンでは取り扱えない機械も多く、3年間の実務がかなり不便でした。
(一種フロンを受講するには、3年以上の実務経験が必要です)

一方で3年間の実務経験後の受験であったことにより、終了考査を難しく感じなかったのはよかったです。

一種と二種どちらを受けた方がいいの?と思われるかもしれませんが、基本的には資格取得チェック・フロー図の通り、自身の作業内容と取り扱う機械次第です。
(→資格取得チェック・フロー図はこちら

資格に関する詳細につきましては、一般社団法人 日本冷凍空調設備工業連合会のホームページをご確認ください(→こちら)。

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