2022年11月10日に発売された「選ぼう、充電のパートナー AnkerのUSB急速充電器がポケモンデザインの特別版に」シリーズ、かわいいから衝動買いしました。なんと発売から約1日で、公式サイトでは本製品も含めた3種類すべてが売り切れ!(Anker公式サイトはこちら)
本記事では、Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルのレビューをまとめます。ピチューからの最終進化であるライチュウは、充電器でもパワーが段違い!
ピカチュウモデルの出力を凌駕するライチュウモデルは、あらゆるデバイスに高速&高出力の給電を可能に!ぜひ最後まで読んでください。
商品名 | Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデル |
企業名 | Anker |
リンク | 詳細はこちら |
購入日 | 2022/11/10 |
販売元 | Amazon |
こんな人にオススメ!
まずは結論です!Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルを購入した方がいい人は下記のとおりです。
- ポケモン(ライチュウ)やオレンジ色のデザインが好きな人
- コンパクトでパワフル、かつ複数充電できる充電器が欲しい人
- 充電器とケーブル(USB-C & USB-C)の両方をまとめて欲しい人
3つのメリット
Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルを使って分かった、3つのメリットは下記のとおりです。
- ノートPC、タブレット、スマートフォンなど3台同時に充電可能
- 3台それぞれに最適な充電配分が可能
- 各種保護機能を搭載して、安全な充電環境
それでは順に説明させていただきます。
1. ノートPC、タブレット、スマートフォンなど3台同時に充電可能
Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルは3ポート搭載(USB-C x 2、USB-A x 1)で、デバイスを3台同時に充電できます。またAnker USB急速充電器 65W ピカチュウモデルと比較すると、単ポートでの最大出力は100W!(レビュー記事はこちら)
3ポートを同時使用でMacBook Pro 13-inch 2018を充電しても、macOS上で96W出力を確認できました。
※USB-C(上部)にMacBook Pro 13-inch 2018、USB-C(下部)にiPad mini 6、USB-AにiPhone 13 miniをそれぞれ接続
MacBook ProなどのノートPCに対して、高速充電機能が必要かつ同時に他のデバイスも充電したい人には、ピカチュウモデルよりもライチュウモデルがおすすめです。
Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデル | Anker USB急速充電器 65W ピカチュウモデル | |
寸法 | 約80 x 43 x 32mm (プラグ部を除く) | 約66 x 38 x 29mm (プラグ部を除く) |
重さ | 約187g | 約132g |
2. 3台それぞれに最適な充電配分が可能
Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルは、Anker独自技術を取り入れたことで、それぞれの機器に対応した充電器を選ぶ必要がなくなりました。
- GaNPrimeで、超高出力 & 小型化に成功しつつ、電力をそれぞれのポートに最適配分が可能。
- PowerIQ 4.0で、更なる高出力が可能になり、複数の機器への出力を最適配分が可能。
筆者が3ポートを同時に使用した際も、USB-C(上部)から96W出力していることが確認できました。つまり残り2ポートからは、単純計算で合計出力が24Wになるよう調整されているようですね。
※USB-C(上部)にMacBook Pro 13-inch 2018、USB-C(下部)にiPad mini 6、USB-AにiPhone 13 miniをそれぞれ接続して確認
Anker USB急速充電器 65W ピカチュウモデルと比べて、最大出力が上ったことにより、各ポートに供給できる出力も上がっています。例えばMacBook ProをUSB-C(上部)に、iPhone 14 ProをUSB-C(下部)に接続すれば、理論上はそれぞれに対して高速充電が可能です。
3. 各種保護機能を搭載して、安全な充電環境
高出力の充電器を使う上で不安な点と言えば、充電器本体がとても熱くなる点。Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルには、従来の多重保護システムに加えて、ActiveShield 2.0による温度管理と接続端末の保護システムが搭載されているとのこと(詳細はこちら)。
さすがは安心と信頼のAnker製品!発熱問題にもしっかりと対策をされています!
3つのデメリット
Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルを使って分かった、3つのデメリットは下記のとおりです。
- 壁コンセントに刺すと、自重で本体が落ち始める
- 価格は通常モデルより少し高め
- 3ポート同時使用で、USB-C(下部)とUSB-Aへの出力が不安定になる
(確認中、後日追記予定)
それでは順に説明させていただきます。
1. 壁コンセントに刺すと、自重で本体が落ち始める
Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルを使用すると、時間が経つにつれて壁コンセントと本体の接続部に少しずつ隙間が生じました。一方で同じ場所にAnker USB急速充電器 65W ピカチュウモデルを刺しても、同様の隙間は生じません。
Anker USB急速充電器 65W ピカチュウモデルと比較すると、差し込んだ壁から垂直方向に約14mm長くなり、約55gも重くなっていることが原因のひとつでしょう。長時間使用するのであれば、Anker公式サイトの使用イメージのように、上向きに刺すなど工夫することをおすすめします。
2. 価格は通常モデルより少し高め
「普通のデザインでもいい」「ケーブルはなくてもいい」という人にとっては、少し購入をためらう価格かもしれません。普通のデザインで、充電器本体のみの製品であれば、Anker 737 Charger (GaNPrime 120W) がラインナップされています。
しかし筆者としては、ポケモンやピチューが好きな人には、Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルをぜひ手に取っていただきたい!
本体やケーブル、そして付属品からパッケージまで、こだわりが詰まったAnker USB急速充電器 120W ライチュウモデルをぜひゲットして欲しいです!
3. 3ポート同時使用で、USB-C(下部)とUSB-Aへの出力が不安定になる(確認中、後日追記予定)
本記事を執筆するにあたり、Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルを検証している際に気づきました。USB-C(上部)にMacBook Pro 13-inch 2018、USB-C(下部)にiPad mini 6、USB-AにiPhone 13 miniを接続した時のことです。
それぞれの機器への給電が高くなるように、それぞれのバッテリー容量を70%未満の状態にして充電スタート。充電スタートから約5分が経過すると、iPad mini 6とiPhone 13 miniへの給電が突然ストップしました。
そして給電がストップした数秒後、iPad mini 6とiPhone 13 miniから充電開始音が鳴り、これを数回繰り返し始めました。この時MacBook Proへの給電は途切れず、システム表示上で96Wの給電を確認しました。
上記を数回繰り返したため、検証を一時中断。ケーブルや充電対象のバッテリー状況など条件を変えつつ、改めて検証して同様のことが起きればAnkerに問い合わせようと考えています。
パワフルだけどやっぱり重い
Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデルに対する満足度は、非常に高いです。単ポート100Wの高速充電時でも、最大出力が120Wであるからかそこまで発熱もせずに良好。
3ポート同時使用時の発熱問題は、充電器機器の種類や台数を選択すれば問題なし。壁コンセントに刺すと自重で落ちる問題は、プラグの刺し方向や延長ケーブルで解決。
高出力の充電器が必要な人や、複数の充電ポートが必要な人、そしてポケモン(ライチュウ)が好きな人にはおすすめな製品です。
同時購入した他の2製品についても、それぞれレビュー記事を公開しております。合わせてチェックしてもらえると嬉しいです。
後日談
2022.11.15
3台同時充電を開始してから数分後、USB-C(下部)とUSB-Aの2ポートに接続したデバイスへの給電が、何度も瞬時途切れることを確認。(ディスプレイがオン、通知音が鳴ることで上記の症状に気づいた)
12日と13日の充電使用時にそれぞれ発生、その症状が頻発するので、2日とも充電を断念しました。
Ankerに問い合わせる際に、詳細が必要かと思い14日に実験したところ、充電開始から15分間で5回、同様の症状を確認。(前日より頻度は落ち着いていた)
Ankerカスタマーサポートに問い合わせると、「USB-C(下部)とUSB-Aの2ポートは同じ線路を使用しており、どちらかのポートを充電中に抜き差しすると、一瞬充電が停止して、すぐに充電を再開する症状が製品相性によってあります。」とのこと。
もちろん充電中に抜き差しすることはないので、腑に落ちない回答ですが…
しばらく使ってみて様子見します。
2022.11.16
Ankerカスタマーサポートより、交換対応の連絡をいただいたので、早速交換を依頼する。
2022.11.19
交換品を受領。既に使用したものの症状は、見られないことを確認する。
2022.11.21
使用済品を郵送にて返送する。